【中学受験】成績が伸びる子の特徴、1位は「素直な子」です。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
中学受験でしっかり成績が伸びる子の特徴って何…?
と疑問を持たれている方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 中学受験でしっかり成績が伸びる子の特徴
について話します。
是非ご覧ください。
「素直な子」が伸びます。
中学受験において、
最も成績が良い感じに伸びるのは、「素直な子」です。
勉強には、型があります。
中学受験では、毎週毎週、新たなことを学習します。
その単元の中には、
- 覚える
- 考える
この2つの勉強があります。
両方大事で、両方に、勉強法、つまり「型」があります。
例えば、
日本の歴史を学習する際、
最初に流れを確認すると、特徴が掴みやすいです。
また、算数の図形を解くには、
手を動かしながらやると、正解に近づきやすいです。
覚えるのも考えるのも、
ベストな方法があります。
素直な子は、伸びます。
上記のようなことは、塾の先生の指導があります。
それを素直に実践して、身につければ、成績も伸びます。
しかし、思い込みが激しく頑固で、
自分のやり方を続ける子は、伸び悩みます。
自分のスタイルを持つこと自体は
悪い事ではありません。
しかし受験勉強で言えば、
自己流にこだわると、結局は効率の悪い勉強をしてしまいます。
自己流の子は、
「こういう風にやりなさい」と親が言うと、
「やだ!俺はこれでやる!」と言ってきます。
そんな場合、
塾の先生や家庭教師に、
「こういうやり方でも確かに解けるね、
でも、こっちの方が短時間で解けるよね」
と、言ってもらいながら、修正していきましょう。
自分で納得しましょう。
しかし、
「人の助言を素直に聞く」=「ただ言われたとおりにこなす」
は、違います。
助言を聞くときには、子供自身が、
「なんでそれがいいのか?」を、理解したうえでやることが大事。
- 「確かにこっちの方が暗記しやすい!」
- 「複雑に見える図形だけど、補助線をとりあえず引いてみると、あ、こことここの図形が同じだ!」
このように、
納得しながらの実践が、本当の得点力UPにつながります。
好奇心も、大事です。
もう一つ、
中学受験で伸びる子の特徴を言えば、「好奇心がある子」です。
難関校は、頭を使います。
近年の難関校の問題は解くに、
単純な知識問題はほぼゼロになってきています。
多くの問題は、
- 今ある言葉を使って何が分かるか。
- どんなことが考えられるか。
という類で、
自分で考える必要がある問題です。
特に麻布、渋幕、渋渋などの入試は、この傾向が強いです。
自問自答が必要です。
こういう、見た事のないような問題が出た時、
受験生は過去の学習と、生活体験が武器です。
そして、必要なのは、自問自答です。
- 「何が今分かってる?」
- 「何を答えればいい?」
- 「今の条件で、次に何がわかる?」
- 「どうすれば突破できそう?」
などと、自分に問うのです。
とはいえ、
こうした問題を解くのはときにしんどいです。
自分で試行する問題は、
公式を使うだけでは解けず、試行錯誤しなければいけないからです。
そして、その作業を面白がって取り組める、
好奇心の強い子は伸びます。
中には、問題を見た瞬間に諦める子もいますか、
難関校を目指す子は、「ちょっと考えてみよう」と好奇心を持ってペンを握ります。
逆に難関校自体も、好奇心の強い子に入学してほしいから、
こういう問題を解くのです。
「分からない」を「分かる」に。
勉強の楽しさとは、
「分からない」ことが「分かる」ようになることです。
新たな単元を学び、
少しずつ自分の知識が増えるのが、「楽しい」と思える子は必ず伸びます。
またそういう子は、
「わからないまま」にしません。
自分が間違えた時は、
- 「なぜ間違ったか」
- 「どうすればよかったか」
を考え抜きます。
分からないままなのが嫌なのです。
一方、好奇心のない子は、受け身姿勢で、
間違えた問題があっても、そこを深堀りしません。放置です。
そういう子は、言われたことをやるだけで、
成績も伸びにくいし、勉強の楽しさを知れません。
「楽しさ」を知ることができないと、
中学受験はかなり不利な戦いです。
今日は「中学受験で伸びる子の特徴」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年6月29日
参考・引用
西村則康『中学受験偏差値20アップを目指す逆転合格術』2017