こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供にストレスが溜まっているので、家庭を安心できる場所にしたい…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 子供が安心できる家庭の作り方、6選
を話します。
是非ご覧ください。
6つ、話します。
子供が安心できる家庭の作り方を、
6つ紹介します。
1.くつろがせます。
最初はこれ。「くつろがせる」こと。
家に帰ってきた子供に、親はついつい、
勉強しろだの色々言ってしまいます。
しかし、
塾や学校での勉強に真面目に取り組んでいたとしたら、
そんなに責める必要はありません。
大人だって、家だとダラダラしてしまいがちです。
子供にも、そういう場所は必要です。
安心できるように、家ではくつろがせることが大事です。
2.夫婦の役割を意識。
次に、「夫婦の役割を意識」することです。
最近は共働きのご家庭が増えているので、
仕事も家事も、夫婦で共同でされているケースが多いです。
とはいえ、
子供に厳しく叱るのは、どちらかのみで大丈夫です。
例えば、
「勉強についてガミガミ言うのは父親だけで、
母親は口は出さず、子供のサポートに徹する」
など、役割を意識するのがおすすめです。
3.だんらんを目指す。
次に、「だんらんを目指す」ことです。
つまり、親子の仲と夫婦の仲が良いことが、
子供も余計な心配をせずにすみます。
確かに夫婦喧嘩もあるかもしれません。
しかし、流石に子供の前ではやめておきましょう。
家庭環境が良いところで育った子は、
反抗期があったり、悪い事をしても、しっかり反省します。
4.最後までやり遂げなくていい。
次にこれ。「最後までやり遂げなくていい」と決めること。
習い事や受験など、
子供が何かにやる気を示した時、親がするべきことが5つあります。
- 子供のそれに対する目標を聞く。
- それを続けていくうちに遭遇する壁を教える。
- もし、それでもやりたいと言うなら、責任をもってやり遂げるように言う。
- もし、子供がやめたいと言い出したら、
「友人関係が危ないのではないか」
「先生が悪い人なのではないか」
「楽な方を、ただただ選んでいきたいんじゃないか」
などなど、子供と話しながら、確かめていきます。 - 子供がやめたいと曲げないのなら、すぐにやめさせる。もちろん、それをやめても次に何でも挑戦できることを伝える。
こういう流れをつくることで、
無理に何か続けさせる必要を消しましょう。
5.子供の話を聞く時間を作る。
次にこれ。「子供の話を聞く時間をつくる」こと。
1日に数分、また週に3日くらい、
子供の話をただただ聞くだけの時間を作ります。
その時間は、親が口を出したらいけません。
口を下手に出すと、子供が安心して色々と、言い出せないからです。
子供の悩みを解決する必要はありません。
「安心して話せる」という実感を持ってもらうことが大事なのです。
6.比べない。けなさない。
最後にこれ。「比べない」こと。
子供を比較して責めてしまうのは、もちろんいけません。
しかし、
やりがちなのは、誰かと比較して「褒める」こと。
誰かと比べて子供を褒めても、
子供は「もしこれから上手くいかなくなったら、愛してもらえなくなる」と思ってしまいます。
子供の結果に対して褒めるのもありですが、決して誰かと比べたりせず、
できればそのプロセスを褒めてあげてください。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月29日
参考・引用
『「勉強しなさい!」エスカレートすれば教育虐待』,日経DUAL,2019