こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
受験の為に、そろそろ習い事をやめさせようかと思っているけど、まだ悩み中…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 習いごとをやめる時に、考えておくべきこと
を話します。
是非ご覧ください。
子供と話し合いましょう。
習い事をやめることは、
始めることよりも、判断に悩むことです。
色々と悩むのは、当然です。
そんな重要な決断をするときは、親が一人で決めるのではなく、
時間をかけて、子供とよく話し合いましょう。
話し合いましょう。
もし子供が、「親に勝手にやめさせられた」と、
思ったのなら、その後、受験勉強に集中できるはずがありません。
なので、辞める時には、
子供と色々話し合う必要があります。
大事なことは3つ。
- 何のためにやめるのか。
- そのやめた時間は、何に使うのか。
- やめることが、必要なのか。
上記3つを話し合うなかで、親子ともども、
心の整理をしていきます。
細かい事も考えましょう。
上記3つの他にも、
- そもそも、中学受験の勉強に、どれくらい時間が必要なのか。
- 受験が本格的になるのは、いつからか。
- 習い事をやめたら、その時間は勉強にあてられるのか。
- 辞める以外の方法は何かるのか。
- 休会など、一時的にやめるみたいなことはできるのか。
- 回数を減らしたり、時間を短くしたりはできるのか。
こんな細かいこともしっかり考えましょう。
前向きにやめましょう。
また、やめる時は、
あくまで「前向きに」やめることが大事です。
今はやらない。
前向きにやめる時に必要なのは、ある言葉を使いましょう。
それは「今はやらない」ということ。
もし、やめるときに「やめる」と言うと、
何だか何かを諦めるような気がして、マイナス思考につながります。
しかし、「今はやらない」と言うと、
子供が自分で決断して、何か新しいことを頑張るという意味合いが込められており、
前向きに勉強にむかえます。
同じ行動でも、
言葉の使い方ひとつで、気持ちは大きく変わってきます。
空いた時間は、何に使う?
また、やめると決断した時は、
そのやめたことで空いた時間を何に使うのか、具体的に考えておくことが求められます。
やめる前に決めなかったら、
ちょっと気の緩みが起きて、結局受験勉強もおろそかになった。
そんなケースもよくあるのです。
勉強の為に、やめる。
「今は勉強。そのために、習い事はやめておく」
こんな選択のしかたであれば、
前向きな気持ちで、覚悟も起き、その後の勉強も気合を入れてできるのではないでしょうか?
今日は「習い事」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月30日
参考・引用
『合否は二の次中学受験』,江藤真規,2011