こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
受験生だけど、習い事をさせても大丈夫??
とお悩みの方はいませんか?
お子様が進級・入学されて、
習い事を考えている方もいると思います。
でも、中学受験もあるし、
習いごとをさせたら勉強時間が足りないのではないか。。
毎年この手の質問を頂くので、今回は、
中学受験業界に10年以上携わってきたプロ家庭教師Edenの居村が、
- 受験生が習い事をしてもいいのかどうか
について話します。
是非ご覧ください。
習い事は、した方が良い。
「習い事はやったほうがいいですか?」
これは毎年聞かれます。
中学受験を考えると、
習い事より、学習面一本にしぼったほうがいいのではないかと思われるようです。
しかし、
私は、習い事をしたほうがいいと思っています。
その理由は2つのメリットがあるからです。
- 集中力が磨かれる。
- 友人関係が築ける。
順番に話します。
①集中力が磨かれる。
まず、習い事に行くと、
先生・コーチをはじめ、他者に囲まれます。
家にいるときとは緊張感が違います。
これにより、
集中力が磨かれていきます。
見られているから失敗しないようにと
一生懸命取り組みます。
適度な緊張感から生まれる集中力は、
習い事をする大きなメリットです。受験に直接、役立ちます。
②友人関係が築ける。
また、学校以外の新しい友人関係を築くという点においても、
習い事はおすすめです。
大人でも子供でも、
共通の趣味がある友達とは、仲良くなりやすいものです。
学校の友人とは別の新しい関係は、
子どもにとっても大いに刺激となります。
また、もし子供が小学校で友達が少なくても、
習い事の先に友達が居れば、心の支えになります。
受験の世界でなくても、切磋琢磨し合えるよきライバルとの出会いは、
力になり財産になります。
宿題があるものがおすすめ。
とはいえ、
何でもいいというわけでありません。
おすすめの習い事は、
「宿題」のあるものです。
その場で
- 「楽しかったね」
- 「次は来週ね」
と、その場で終わってしまう習い事より、
持ち帰って練習する必要のある習い事をおすすめします。
楽器の習い事は、その点おすすめです。
ピアノ教室などに行き、先生に教えてもらう。
その教えてもらったところを「宿題」として、1週間何度も練習する。
別に、将来ピアニストや楽器演奏者にならなくても、
楽器のおけいこを通して、決められた課題をこなし上達する体験ができます。
そうして上手くなると、続けてよかった、という体験ができます。
これが大事なのです。
注意点もあります。
また、
子供に習い事をさせる際に、注意点もあります。
続けることに、意味があります。
よくこんな声を聞きます。
「ピアノを習わせていますが、すぐ飽きて席を立ってしまいます」
飽きてやめてしまうのはおすすめしません。
習い事は、続けることに意味があります。
子どもが飽きて
- 「もう今日は疲れた」
- 「来週でピアノやめる」
こういうことを言って来る時。
大抵の子どもは、数カ月たつとこういうことを言いますが、
「今日はやりたくないからやらない」
という子どもの発言を、容認してはいけません。
ここの親の対応の善し悪しが、大きく関係します。
気分が乗らない日でも、向かわせてください。
気分に任せていては、
せっかくの習い事も意味がなくなってしまいます。
勉強でも、同じです。
これは習い事だけではありません。勉強も同じ話。
たとえば問題集の問題を、毎日4題ずつこなすことを
親子で決めた場合。
「今日はやりたくないから、明日に今日の分もやる」
と、子どもなりに考えた発言であっても、
具合が悪いなどのしょうがない場合を除き、今日の分の4題に取り組ませましょう。
習い事が、続けることの大事さを学ぶ場になるか。
それとも、気分で動いてもいいことを覚える場になるか。
です
習い事を通して、感情のコントロールを教えてください。
本日は習い事について話しました。
ぜひ参考にしてください!
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年6月3日
参考・引用
2016『中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること』村上綾一