こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、
子供が中々偏差値55を超えない…
どうやったらもう一段上に行けるんだろう…?
とお悩みの方はいませんか?
偏差値50までは割と簡単ですが、
55に行くには、一工夫必要です。
「偏差値50の壁を超えるには」
は過去記事に掲載しております。↓↓
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 中学受験の、国語の偏差値55の壁を超える方法
について話します。
是非ご覧ください。
読解力が、得点源。
漢字や語句を覚えてきて、偏差値50を超え、
偏差値55を目指していく方の、主な次の得点源は、
- 読解問題
です。
特に、選択問題です。
読解問題でも、
最も成績が分かれやすいのが、
- 選択問題
です。
近年は、選択肢が長文化してきています。
例えば、
- 豊島岡
- 聖光学院
などの学校が特にです。
以前に比べて、
選択肢の難易度が上がってきています。
選択問題は、引っかかる…
また、読解問題の選択肢は、
大人でも 引っかかるような巧妙な作り方をしています。
なかなか正誤を見分けることができません。
選択問題あるあるの一つとして、
「選択肢に書かれていることのほとんどは正しいが、
最後にちょっとだけ本文と違うことが書かれている」
こんなパターン。
これが出ると、
「ここも自分が読み落としているだけで、本文にあるんだろう…。」
と、無意識に考えて間違えてしまいます。
おすすめの読解攻略法
そんな引っかけに乗らないための
おすすめの攻略法は、2つあります。
- 選択肢を、最初に読まない。
- 一般論と形容詞に注目。
この2点です。
順番に解説しますね。
①選択肢を最初に読まない。
まずこれ。
「選択肢を、最初に読まない」です。
普通ならこう。
- 問題文(例:本文に書かれている内容として、最も適切なものを選びなさい)を見る。
- 選択肢を見る。
- 何が正解か考える。
おすすめの方法はこう。
- 問題文(例:本文に書かれている内容として、最も適切なものを選びなさい)を見る。
- 選択肢を読まず、まずは自分の頭で考える。
この方法で行くと
先入観を持たず、解答を選択することができます。
しっかり答えを固めてから、
選択肢を読むようにしましょう。
②一般論と形容詞に注目
次に、
「一般論と形容詞に注目」です。
一般論とは…
「文章に文章の流れから、
正しいと類推されることや世の中で広く受け入れられている意見」
です。
一般論とは、文章の流れから
- 正しいと類推されること
- 世の中で広く受け入れられている意見
などです。
どっちも本文に書かれていないのに、それっぽく見えるため、
出題者が罠として好んで多用します。
次に形容詞。
細かい言葉のニュアンスを変えることで、
よく読んでいくと本文と選択肢の内容が、不一致になっているパターンがあります。
たとえば、本文に
「彼はとても不安だった」と書かれていて、
選択肢に
「彼は落ち着かなかった」とあったら、
この選択肢は「誤」です。
これらの方法の共通点は、
- 主観を排して、確かな情報を拾っていく。
この作業をできれば、偏差値55は突破できるはず!
ぜひ意識してみてください!
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年4月25日