こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供にどんな言葉をかけて方がよくて、どんな言葉をかけてはいけないか、分からない…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 親が子供にかけてはいけない言葉、3つ。
を話します。
是非ご覧ください。
3つあります。
親が子供にかけてはいけない言葉は、
3つあります。
それは、
- 「大丈夫?」
- 「絶対受かる」
- 「もっと頑張ろう」
の3つです。
順番に話していきますね。
1.「大丈夫?」
まず最初に、
子供に「大丈夫?」と声をかけるのは、やめておきましょう。
「大丈夫?」という言葉をかけるのは、
実は、親が親自身の心配を減らすための行動です。
「大丈夫?」と言われた子供は、
たとえ不調な時でなくても、危ないところを勝手に探して、
勝手にネガティブになってしまいます。
確かに受験を不安に思う気持ちは分かりますが、
そんな一言が積み重なることで、精神的にきつくなってしまうのです。
2.「絶対受かる」
次にかけてはいけない言葉は、
「絶対受かる」という、一見ポジティブな言葉。
親としては、何とか子供を安心させようとしますが、
実は子供にとってはプレッシャーが増すだけです。
子供の勉強の実情をよく知る教師が言うなら、根拠があってまだいいです。
しかし、親に言われると、
「合格は当然、落ちたらヤバい…」
と、マイナスなプレッシャーが強まってしまいます。
3.「もっと頑張ろう」
かけてはいけない言葉、最後は
「もっと頑張ろう」です。
中学受験業界は、ただでさえ精神を削られます。
うつ状態の人を安易に励ますのは危険なように、
「もっと頑張ろう」と言うのは、あまりおすすめしません。
「頑張らないとだめだ」と思えば思うほど、
空回りして、効率が下がってしまうことはありがちです。
親子の会話で大切な事。
そもそも、親子の会話で最も大切なことは、
子供に喋らせることです。
理想は3:7
親と子供、理想の喋る量としては、
3:7くらいが、丁度良いと思います。もちろん、子供が7です。
しかし、コミュニケーションが下手な親子は、
親が9、子供が1になってしまっています。
三者面談の時などでも、
子供に質問しているのに、我慢できずに親がべらべら喋ってしまうことはよくあります。
経験を語らせましょう。
ですがどうか、毎日の食事の場などでは、
- 学校で何があったか。
- 何か嫌なことはないか。
などを、子供自身に語らせましょう。
誘導しましょう。
もし、成績不振で悩んでいるとしたら、
自分の問題点を、自分で発見できるように、親が誘導してあげたいです。
- 「模試は、復習のために受けるものだよ」
- 「じゃあ、一回一緒に考えてみようか」
などなど。
すると子供は、
- 「図形がどうやら苦手だな」
- 「漢字を先に解いておけばよかったな」
などなど、
問題点とその対策を勝手に見つけ出します。
親がコーチになりましょう。
中学受験は、まだ10歳前後の子の挑戦なので、
勉強の勧め具合の管理が、とっても難しいです。
そこで親は、そんな勉強の勧め具合を一緒に調整する、
コーチのような役割を果たすのが、おすすめです。
もちろん、親の言葉は全てが悪いわけではなく、
上手くコーチングしていけば、子供のやる気も成績も上がって行くのです。
今日は、「親がかけてはいけない言葉」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月21日