こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
中学受験の算数で、家にいる時は解けるのに、テスト本番とかになると得点できない…
とお困りの方はいませんか?
そんな方には、
中学受験の算数で得点できるようになる「3ステップ」を確認することをおすすめします。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 算数で得点するための3ステップ
について話します。
是非ご覧ください。
3ステップはこちらです。
3ステップはこちらです。
- 分かる
- できる
- 解ける
この3つです。
順番に説明していきますね。
①「分かる」
まず最初のステップ。「分かる」です。
この段階は比較的簡単に到達します。
分かるとは?
「分かる」とは、どのような段階のことでしょうか?
それは
- 解説を読んで分かった
- 先生の話を聞いて分かった
の段階です。
例えばこの問題
例えばこの問題。
1個30円のあめと40円のあめを合わせて10個買いました。すると代金は360円でした。30円のあめを何個買ったでしょうか?
つるかめ算の問題ですね。
答えは4個ですが、
「分かる」段階に行った人は、
「もし40個のあめを10個かったら400円ですよね。でもホントは360円で40円の差があります。あめの差額は10円なので、40÷10=4、と、30円のあめを4個買ったことが分かります」
などと、
実際に説明を聞くなり解説を読むなりしたら、理解できるレベルです。
ここで止まる人が多いです。
正直、ここで止まる生徒さんが多いです。
でもこの段階では得点は伸びていきません。
- 練習の時はできたのに…
- テストになると点が取れない…
こんなことでお悩みの方は、
「分かる」で止まっていて、
その先の「できる」「解ける」に到達していないのだと思います。
②「できる」
次は「できる」です。
この段階に行くのも、わりかし簡単です。
「できる」とは?
「できる」とは、どういうことでしょうか?
それは
- 分かった問題と同じ分野の例題を自力で解ける。
- 「分かる」になってから数日後に同じ問題を解いても自力で解ける。
段階の事です。
さっきのつるかめ算を、誰の力を借りずに、正解までたどり着けること。
はじめてこの段階に到達して、
「できる」と言えます。
得点にはならない…?
とはいえ、
この段階に行っている人も、実際に本番、得点できるとは限りません。
この段階にいることで油断する方、一番多いです。
「できる」の先には「解ける」があり、
そこに行って初めて、本物の実力です。
③「解ける」
最後にこれ。「解ける」です。
ここまで行ったら、本番でも得点できることです。
「解ける」とは?
「解ける」とはどのような段階でしょうか?
- 分かっていて、できた問題を、自力で「制限時間内」に解ける
ことです。
さっきのつるかめ算で言うと、
「もし40個のあめを10個かったら400円だ。でもホントは360円で40円の差があって、あめの差額は10円なので、40÷10=4、で30円のあめを4個買ったことが分かる!」
この思考を、一定時間内で行えることです。
この、一定時間内というのがミソです。
「できる」問題のなかにも1時間も2時間も考えて答えにたどり着いたとしても、
それは「解ける」問題とは言えません。
数学者ならそれで大丈夫かもしれませんが、
受験は時間内に一定以上の点を取るという厳格なルールがあります。
時間を計りましょう。
「できる」から、「解ける」に行くためには、
時間を計って勉強する。そしてそれをひたすら繰り返す。
のがベストです。
ある程度のプレッシャー下に置かれて初めて
人間は本気を出せます。
今回は算数が得点できるようになる3ステップを紹介しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年5月16日