こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方は、
来る試験の本番、2月1日に向けて、緊張しているかと思います。
そして、入試本番の日の過ごし方で、その日の試験のできや、
次の日からの試験のできが、変わってきます。
基本的には、いつも通りでいいのですが、
「やってはいけないこと」もあります。
そこで今回は、
中学受験業界に10年以上携わってきたプロ家庭教師Edenの居村が、
- 入試当日に、やってはいけないこと。
について話します。
2つあります。
入試当日にやってはいけないこと、2つあります。
- 入試中、諦めること。
- 入試後、採点すること。
以上です。
逆にこれさえやらなければ、
いつも通りの実力を出し切ることが容易です。
順番に説明していきますね。
諦めては、いけません。
これは当たり前ですが、
諦めては、いけません。
とはいえ、
極度の緊張や、本番に起こるアクシデントから、
気持ちが萎えてしまうことも、あるかもしれません。
傾向が変わった時。
例えば、
入試の傾向が変わった時。
大学受験の入試方式が変わる、変わらないと色々動きがあるなか
中学受験の入試も、
傾向が突然変わったりすることもあり得ます。
そこで、
いきなり焦ってしまい、心が折れてしまう。
そういう気持ちは分かりますが、
これ、入試会場にいるすべての人が、そう思っています。
しかもそういう年は、
一気に平均の点数が下がったりします。
条件は同じです。
「急な変更は、十分予定される。」
このことをお子様に、
今からしっかり伝えておくべきでしょう。
今からつたえておけば、入試当日、傾向が変わっても、
「これは想定内」
と、ある程度平常心を保てます。
この時点で、他の生徒より、有利な立場にいれますよね。
傾向が変わろうと、変わらなかったとしても、
毅然とした態度で臨みたいですね。
なんでもいいから書く。
次に言いたいのは、
例え解けなくても、自信がなくても、
「なんでもいいから答案に書く」
ことです。
簡単な問題だったら、焦ることは無いとは思いますが、
たまたま今年、問題が難化した時。
こういう時も、諦める人がいます。
これも、上記の「傾向が変わった時」の話と同じで、
皆、「難しい! やばい!」と思っています。
点数がとれなくても、合否が決まるのは順位です。
絶対にあきらめてはいけません。
もし分からなくても、とりあえず、書きましょう。
- 国語の記述だったら、自信はなくても部分点狙いで、
とりあえず考えたことを、つらつらと書いてみる。 - 算数は、分からなくても、途中式を書く場所があったら、とりあえず書いてみる。
答えが分からなくても、それっぽい数字を書いてみる。
(6の倍数とか、よく答えになりますよねあと、12.56、とか。) - 時間がなくても、記号問題が空白なら、勘で①や、Aと書いておく。
こんな感じです。
例え窮地に追い込まれても、あがく手段はたくさんあります。
今までの努力を無駄にしないためにも、
絶対にあきらめてはいけません!!!泥臭く行きましょう。
採点はNGです。
次に気を付けることは、
家に帰ってから、採点することはしてはいけない。
ということです。
大事なのは明日です。
試験後、大事なのは、
「その試験がどうだったか」より、
「明日の試験にどう臨むか」です。
当日の試験の結果を頭の中でひきずると、
翌日の試験中も、そのことが頭によぎってしまったりします。
色んなところで言われていますが、
絶対にやってはいけません。
SNSやネットはNG
SNSを見ると、
その日の試験の感想。
- 「難化したー!」
- 「算数のあの場所あれであってるよね?」
などが、溢れているでしょう。
それらも一切見ないようにしましょう。
あと、ネット上で、大手塾が、速報としてお手本の答案を見せていたりしますが、
そういうのも、覗かないようにしましょう。
お子様もそうですが、親御さんもそうです。
親御さんがネット等を見ると、その反応が、隠そうとしても、
お子様に伝わってしまうものです。
基本的には、
1日目できたかどうかではなく、
2日目、3日目、どう力を発揮するための準備をしましょう。
特に1日目、2月1日は緊張するので、いつもより格段に脳と体が疲れています。
食事とお風呂を早めにすませて、布団に入りましょう。
今日の記事は終わりです。
お知らせです。
記事公開日・最終更新日 2019年1月30日