【中学受験】6年生が勉強しない|直前期に残された時間で取る問題と捨てる問題を決める方法
こんにちは。
6年生のお子様の保護者の方で
受験学年なのに、うちの子は勉強しない…
という方はいませんか?
夏期講習はひとつも欠かさず受けさせた。
それでも秋の模試の数字は、夏前とほとんど変わらない。
カレンダーの残りは減っていくのに、本人の手は止まったまま。
焦る親と、動かない子。家の空気が張り詰めている。
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、
・受験学年になっても勉強しなくなる本当の理由
・残された時間で捨てるものを決める考え方
・叱る以外に親が打てる手立て
についてお話しします。
ぜひ、最後までご覧ください。

中学受験の小6が勉強しないのは意志の弱さではない
いちばん先にお伝えしたいこと。
受験学年のお子さんが勉強しないのは、根性が足りないからではありません。
この仕事も19年になりました。
保護者の方との面談は1500件以上。
その中で、9月以降にいただくご相談の大半がこれなんです。
「夏まではやっていたのに、秋から動かなくなった」
「もう時間がないと本人も分かっているはずなのに、机に向かわない」
つまり、いま起きていることは、あなたのご家庭だけの問題ではないということですね。
まずはそこを外してから、話を先へ進めましょう。
中学受験の夏休みに勉強しない状態が始まる理由|量を足しても数字は動かない
なぜ、夏を越えたあたりで手が止まるのか。
多くの場合、原因は夏休みの過ごし方に残っています。
夏期講習は、朝から夕方まで組まれますよね。
集団授業には、進めなければならないカリキュラムがある。
講師はそれに沿って進みます。
その結果、根本原理の説明が薄いまま、問題演習だけが先へ進んでいく。
授業の場では「わかったつもり」になるでしょう。
ところが家で一人になると、ほとんど解けない。
夏に増えたのは、勉強した時間の量だけ。
解ける問題の数は、ほとんど増えていないんです。
模試の数字が動かないのは、当然の結果。
そこへ「あれだけやったのに」という言葉が飛びます。
お子さんの側に残るのは、やってもダメだったという記憶だけ。
秋に手が止まるのは、その記憶のせいなんですね。
成績が伸びない4つの原因|小6受験生が勉強しない背景にあるもの
面談を重ねる中で、成績が伸びない原因はだいたい次の4つに収まる、ということが見えてきました。
- 原因が見えていない
- 改善の方法がわからない
- 方法が見えても、家庭だけでは実行が難しい
- 本人のやる気が続かない
見ていただきたいのは、この4つのどれもが「頑張りが足りない」の反対側にある、という点。
やる気がないから勉強しないのではありません。
何をどうやればいいのか分からないから、手が止まっているのです。
直前期になると、この4つはさらに重くなります。
残り時間が少ないほど、間違ったやり方を続けている余裕がなくなるからでしょう。

お子さんの手が止まっている場所を、一度特定してみませんか
どの単元でつまずいているのか、残りの期間でどこから戻すべきなのか。ご家庭だけで判断するのは難しいところですよね。EdenのLINEから、お子さんの状況をお聞かせください。
中学受験の直前期に勉強しない子へ|親がやめるべき2つのこと
ここから、この時期のご家庭に必ずお伝えしていることを書きます。
塾の課題を全部やらせようとするのをやめる
残り時間が減ると、親は「全部やらせなければ」と考えがちですよね。
しかし、塾の課題がお子さんの現在の実力に合っていないことがあります。
私が見ている生徒さんの中にも、出される課題の多くが難しすぎて、こなしきれていない場合が多くあるんです。
その状態で最後まで走らせても、時間だけが消えて、自信が削れていく。
一般的には、塾の宿題を全部こなすことが受験勉強だと言われます。
ですが、Edenでは塾の宿題と受験勉強を分けて考えます。
やる問題と捨てる問題を、仕分けするところから始めるんです。
6年生であっても、4年生の教材に戻ることを私はよくお勧めしています。
「今の学年に合わせなければ」というお母さんの焦り。それが根本の理解を妨げてしまうからです。
中学受験で問われる内容には、4年生・5年生で習った範囲が多く含まれます。
戻ることは、後退ではないんです。
直前期だからこそ、戻る判断がいちばん点につながりますよ。
「あと何日か分かってる?」と聞くのをやめる
残り日数を突きつける声かけ。
これは危機感を持たせているようで、実際には何も生んでいません。
お子さんは、残り日数をとっくに知っています。
知ったうえで、何から手をつければいいか分からないから動けない。
そこへ日数だけを重ねれば、行き場のない不安が増えるだけでしょう。
代わりに、今日やる1ページを具体的に決めてあげてください。
小6の受験生が勉強しない状態から抜けるきっかけは、たいてい「今日の分がはっきりした瞬間」に生まれます。

中学受験の直前に勉強しない時間を動かす方法|取る問題と捨てる問題を決める
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところ。
残された時間で結果を変える方法は、ひとつしかありません。
やることを減らすことです。
判断の材料に使うのは、模試の偏差値ではなく志望校の過去問。
一般的には、過去問は直前の力試しに取っておくものと言われます。
ですが、Edenでは過去問を教材として使います。
解けなかった問題を、解けるように変えていく材料にするわけです。
模試の偏差値は、全国の受験生の中での位置を示す数字にすぎません。
実際の入試で問われるのは、その学校が出す問題だけ。
学校ごとに出題の癖は違いますし、合格に必要な得点も違います。
だとすれば、全体の中での順位よりも、その学校の問題のどれを取ってどれを捨てるかのほうが、合否には直接つながるでしょう。
過去問を開き、合格に必要な得点を確認する。
そのうえで、確実に取る単元、部分点を狙う単元、手をつけない単元を分けていきます。
ここまで決まると、お子さんの目の前から「終わらない量」が消える。
終わらない量が消えたとき、人は動き出すんです。
直前期に勉強しない6日間を埋める仕組みをつくる
塾でも家庭教師でも、授業のない日のほうが圧倒的に多いですよね。
その6日間をどう埋めるか。
人は、自分で決めた締切は守れなくても、他人と約束した締切は守ります。
大人でもそうでしょう。小学生ならなおさらですね。
Edenでは、LINEで毎日の学習内容を個別に管理しています。
お子様が自然と勉強習慣がつくようにプログラムしていますので、そこは安心してお任せいただければと思います。
LINEでの質問・相談は、24時間いつでも送っていただけます。
私と専任講師のダブル体制で見ています。
親御さんが管理役を降りて、外の人間がその役を引き受ける。
これだけで、家の空気は変わりますよ。
親子喧嘩の多くは、親が管理者を兼ねていることから起きているからです。
当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。
受験まであと残り2ヶ月という時期に、今の塾に通っても変わる気がしない、自分の勉強ができない..と言い出し悩んでいたところ、Edenさんと出会いました。(中略)色んな事がありましたが、最後まで諦めずに走り切ることを教えていただき、届かないと思っていた第1志望の学校に見事合格でき嬉しい限りです!

残りの期間の優先順位を、一緒に決めませんか
志望校の過去問から逆算すれば、取る問題と捨てる問題ははっきりします。いまの成績、志望校、直近の模試の様子をお聞かせください。
偏差値30台から約10か月で芝国際に合格した事例
以前、こんな生徒がいました。
入会したときの偏差値は30台。
塾から言われた課題を真面目にこなし、一生懸命勉強していました。
それでも、数字が動かない。
勉強していないのではなく、努力が結果につながらない状態が続いていたのです。
何を変えたのか。
それまでの塾の課題を、一度手放しました。
「たくさんやる」ことよりも、本人が楽しく続けられて、合格につながる勉強に絞ったのです。
夏期講習や追加の強化講座は増やしていません。
代わりに、ライブ授業なども活用しました。
やることが減ると、一日の終わりに「終わった」と言える瞬間が増えます。
その積み重ねで、約10か月後には首都圏模試偏差値60・四谷大塚偏差値55前後の水準の学校に届くまで伸びて、芝国際中学校に合格しています。
手が動き出したのは、気合を入れ直したからではありません。
やるべきことの輪郭が見えたからなんです。
いま偏差値が30台・40台でも、行き先がないわけではないんですよ。

直前期を越えた先にある自己肯定感という長期目標
最後に、私の考えをお伝えします。
Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。
しかし長期の目標は、別のところに置いています。
「将来、生きていく力を身につけること」です。
もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めること。
なぜこの二段構えにしているのか。
合格したのに、入学後に目的を失ってしまう子を見てきたから。
もうひとつあります。不合格だったときに、費やした費用と労力の損得勘定を始めてしまい、子どもの頑張りを認められなくなる保護者を見てきたからです。
直前期に動かない我が子を見ていると、この子は何をやってもダメなのではないか、と思えてくることがありますよね。
そんなことは、ないんです。
失敗のまま終わらせるから失敗なのであって、続けている限り、人は成功に近づいていく。私はそう考えています。
モヤモヤを抱えたまま本番を迎えるかどうかは、残された日々の使い方で決まるでしょう。
中学受験の直前期の指導と合格者の声を動画で公開
言葉だけでは伝わりにくい部分もあると思います。
当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。
どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。
日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。

中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制
最後に、当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。
- 講師は採用後も研修を重ねています
- 代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理
- LINEによる毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポート体制
- 全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施、保護者向けグループコンサルを定期開催
- 合格までの道筋をまとめたオーダーメイドのマインドマップ
- 過去のライブアーカイブは200本以上
拠点は横浜市。オンラインで全国のご家庭を見ています。
Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。
「残りの期間で、何を捨てればいいですか」
この質問に、お子さんの状況を伺ったうえでお答えします。いまの成績、志望校、ご家庭での様子をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。
EdenのLINEはこちらです。

著者プロフィール
居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー
私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。
- 指導歴19年
- 保護者との面談実績1500件以上
- Googleレビュー130件以上(平均4.7)
- 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
- 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする
