こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が算数の解説を読んでも、分かっていない…。
とお困りの方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 算数の解説を読んでも分からなかったら、どうすればいいか。
を話します。
是非ご覧ください。
解説よんでも意味がない場合。
算数が苦手な生徒を教えることは、
毎年のことなのですが、
実はそういう子は、志望校の偏差値が高くても、
教科書の内容をあまり理解できていない子が多いです。
とはいえテストの前には焦って、問題集の解説を読んでみますが、
全然集中もできず、理解できません。
そして点数も、芳しくないのです。
質問、意味なしです。
私は、受験が近いころから生徒を持っても、基礎的な内容を最初から頑張ることで、
何とか間に合わせるような指導をすることが多いです。
それだとまだいいのですが、
たとえば、集団塾で分からない問題を聞く時、
20%くらい、解説が理解できないのなら聞くのもいいのですが、
60%くらい理解できないのなら、その内容を先生に聞いてもぶっちゃけ意味なしです。
その場しのぎになります。
先生から解説の説明を聞いたとしても、
基本的なところが甘いので、その場しのぎの学習になります。
そういう学習ですと、同じ分野でも数字を変えてしまうと、
全く分からなくなります。
なのでまずは、解説のほとんどを理解できるくらいの、
基礎的な学力をつけるべきなのです。
基礎を身につけましょう。
なので先生に聞くのではなく、
基礎的なものから学習するべきです。
それは勇気のいることですが、
思い切りシフトしないと、ダラダラ受験生活が続いてしまいます。
時間を確保しましょう。
とはいえ、基礎的なものを勉強する時間を確保するのも、
また難しいことですよね。
学校も、塾も、それらの宿題もあるし。
まとまった時間が取れません。
そういう時はやはり、時間を取るためにも、塾の小テストなどの成績を、
一回捨ててしまうのがおすすめです。
塾の宿題の中から、本当に重要なものを少しだけ選び、
それ以外はやらないのです。
その間に基礎的なものを急いで詰めれば、
その時ばかりは成績が下がりますが、長期的にはかなり良いと思います。
中途半端はだめです。
やはり、塾の成績を変に維持しようと、
中途半端な勉強をしていると、ずっと引きずられたままです。
小6から基礎的なものを復習するのは時間がないので、
なるべく早めに基礎を固める決断をしたいですね。
根本的な解決を。
算数でも、他の教科でも、
今の成績を気にしすぎて、根本的な問題を放ってしまう方が多いのです。
基礎的なものに取り組むのは確かにきついですが、
長期的な視点を考えると、ベストな判断だと思います。
今日は、算数の解説が分からなかった時について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年1月13日
参考・引用
『中学受験を成功させる算数の戦略的学習法』,熊野孝哉,2019