こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が受験を辞めたいと言ってきたんだけど、どうしよう…?
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 子供が受験を辞めたいと言ってきた時どうすればいいか。
を話します。
是非ご覧ください。
こんな質問がありました。
最近、私の元に、保護者の方からこんな質問が来ました。
「今、娘は小6なのですが、なぜか受験をやめたいと言ってきました。
しかし、別に成績が悪いわけではなく、偏差値は高い方です。成績も順調に伸びてきました。
今では受験はせずに地元の公立に行くと、一点張りです。
勉強もしなくなり、私が何でか聞くと、ただ「受験はやめる」しか言いません。
こんなのは初めてです。どうすればいいでしょうか」
気持ちを聞きましょう。
こんな時は、ああしてほしい、こうしてほしいと、
色々思わずに、
ただただちゃんと、口を挟まず、
子供の気持ちを聞くことが一番です。
小6という直前の時期だから、
「受験をやめる」と言っているだけなのかもしれません。
例えばこれがバレエだったら、
「バレエ辞める」と反抗していた可能性もあります。
今までこんなことがなかったのなら、
子供はずっと我慢していて、とうとうそれが爆発してしまったのかもしれません。
思春期の可能性。
また、もしかしたら今、小6という時期もあって、
思春期に入ってきているかもしれません。
親としてもびっくりすることですが、
子供の成長に、思春期と反抗期はついてきます。
小6で反抗してしまうことによって、
何かしらの意思表示を示しているのでしょう。
子供のありのままを見ましょう。
やはり、子供の話を聞くにしても、
その子の気持ちをしっかり受け止めるべきでしょう。
ついつい、受験を続けて欲しいと親は思ってしまいますが、
それは一旦、忘れて、とにかくありのままの子どもの姿を見ましょう。
全てを受け入れましょう。
子供の話を聞くときは、
「中学受験にはやりたくなくなったんだ」
と、子供の言葉に賛成したり、反対したりと、とにかく全てを受け入れましょう。
少しずつ聞きましょう。
子供の話を聞いていったら、
「○○(子供の名前)を説得しようとか、思ってないから、
どうして中学受験をやめたいって言ったのか、その理由を教えて欲しいの」
と、少しずつ、聞いていきましょう。
子供がその理由を語りだしたら、
特に過剰に反応せず、
「そうなんだ」「そう思ってたんだ」
と、オウム返しのように聞きましょう。
共感しましょう。
そこでの子供に対する助言などは、
いりません。
ただただ、「そうなんだ」と、
子供の話を共感しましょう。
そして、しっかり話してくれたことに対するお礼を言って、
その場はお開きにしましょう。
「何か」を抱えています。
今、その娘さんが何をどう思っているのかは、
正直、分かりません。
凄く軽い悩みを大袈裟に考えているの可能性もあるし、
とても大きな悩みを持っているのかもしれません。
しかし、「何か」は抱えています。
それを大なり小なり親に伝える事ができたら、
少しは楽になって、冷静になるでしょう。
今日は、「子供が受験を辞めたいと言ってきた時」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年11月21日
参考・引用
『中学受験「必笑法」』,おおたとしまさ,2018