こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、計算ミスが多いから、それを何とかしたい…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 計算ミスをなくす、残り5分の使い方
について話します。
是非ご覧ください。
1点に重みがあります。
毎年2月に受験がありますが、
そのたび私は、1点の重みをひしひしと感じています。
1点で泣きを見ます。
なぜならやはり、
合格最低点にあと2、3点届かなかった生徒が、毎年いるのです。
10点は差が開くことなく、
あと1、2問あってたら…
という風に、泣きを見るケースがあります。
それに出会うたびに、こっちも悔しい思いをします。
皆、ミスします。
計算ミスでその小さな差を埋められない子は多いのですが、
結局皆、計算ミスを克服できていません。
しかも、難問の途中でミスするのみではなく、ただの計算問題でミスしてしまうのです。
偏差値60があっても、現在11月の時点で、
25%が、ただの計算問題で、1問以上のミスがあります。
偏差値45~55辺りの生徒は、
ほぼすべてが計算問題でミスしています。
それ以下ですと、ほぼ全員が、ミスしています。
皆、ミスしているのです。勿体ない。
日ごろから計算の練習をする上に、
テスト中でも、気を付けるべきことがあるのです。
全問正解させましょう。
計算ミスをなくすスタートは、
やはり、簡単な独立問題で、全問正解させることです。
これを意識すると、計算問題でも、
丁寧に解こうと思えてきます。
模試では何をすべき?
では、そんななくせない計算ミスをなくすには、
模試中に何をすればいいのでしょうか?
5分前に計算問題を。
一番大事なのは、模試が終る5分前に、計算問題を見直しすることです。
これがめちゃくちゃ大事で、一気に点数が上がる子が大量にいるのですが、
ついつい皆欲を出して、難問を解こうとします。
最初の計算問題をしっかりと見直せば、きっと点数はアップします。
もし時間がなくて、残り3分くらいになっても、
不安な計算問題のみでも、我慢して見直ししましょう。
大問2も、見直しを。
おそらく5分あれば計算問題は簡単に見直せますから、
大問2も、見直しをしましょう。
最も大事なのは、問題文をしっかり読むことです。
- 円周の問題なのか
- 面積の問題なのか
という、「答えるべきこと」のチェックをするほか、
- リットルかミリリットルか。
- 秒速か時速か
など、単位も間違えやすいところです。注意をしましょう。
再発防止のために…。
では、そんなミスの再発防止のために、
日ごろから何をすればいいのでしょうか?
徹底させましょう。
まずは、大人が計算ミスが起きないよう。
子供に徹底させること。
- 残り5分は見直しさせること。
- 問題文はしっかり読むこと。
- 問題文にはチェックをつけること。
など、当たり前のことを徹底していきましょう。
ミスをメモしましょう。
また、模試が終わるたびに、
自分のミスの原因を、メモするのもおすすめです。
- 6を0と見間違えてミスした
- 単位を見間違えた
など、自分のミスの傾向が分かれば、
本番、そこに意識して解けます。
順位が変わります。
やはり、模試の算数の点数は、5点ほどあるので、
それだけでも、偏差値が1~2、上がります。
順位が、変わります。
つまり、2問あっていれば、志望校のランクが一つ上がります。
1点のところに何十人もの人がいて、
たった1問正解するだけで、大量に抜かせます。
計算ミスをなくすことで、一気に順位と偏差値を上げたいですね。
今日は、日本国憲法について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年11月6日
参考・引用
『中学受験小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』,akira,2011