こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、6年生なんだけど、冬期講習の間に何をさせればいいか分からない。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 6年生が、冬期講習の間にやるべき勉強
を話します。
是非ご覧ください。
ポイントは、5つあります。
冬期講習というと、いよいよ受験本番間近です。
とはいえ、少しの時間を無駄にしたくないあまり、
何をやればいいか分からない方は多いです。
そこでEdenが冬期講習の間にやるべきことを、
5つ厳選しました。
①テキストを仕上げる
まずはこれ。「テキストを仕上げる」こと。
テキストとは、塾の授業で使っているもの、
また現在、自習用で使い続けてきたものです。
それは今までと変わらず、コツコツやるべきです。
たった1日計算をやらないと、
実力を取り戻すためには、3日かかります。
今までと変わらないことを淡々とやっていくこと。
特に家での勉強は、
新しい事にチャレンジする必要はありません。
②暗記のチェック
次にこれ。「暗記のチェック」です。
暗記とは、暗記科目の理科、社会のこと。
これらは直前からでも十分に巻き返せます。
今までは国語と算数がメインでしたが、
理科、社会も毎日やりましょう。
忙しい時は、5分でもいいです。
③過去問
次は「過去問」の演習です。
1月校の受験は、冬期講習が終ってからすぐ始まります。
もちろん、2月の受験が第一志望という方が多いですが、
お試し校でも、1年は過去問を解いておきましょう。
もし時間がない場合は、
解くのではなく、どんな問題が出るかをチェックして、大体どれくらいの時間配分にするかを、
決めておくくらいはしておきましょう。
④模試の直し
次に「模試の直し」です。
今まで受けてきた模試を、とっておいてあると思います。
そこで間違えた問題を、復習するべきです。
もちろん、難しい問題は飛ばして大丈夫。
正答率が低くない問題で、間違えた問題は、
もう一度解くべきです。
遥か昔の、全ての模試まで復習しなくてもいいです。
- 夏以降の模試
- 大きい規模の模試
- 図形問題だけ
など、絞り込みをするのがおすすめ。
模試の直しは、ルーズリーフがおすすめです。
紙の表に問題を貼り、
裏にその解答を貼って、ルーズリーフに入れます。
そしてその問題を解けたら、
ルーズリーフからそのページを抜きます。
⑤弱点を潰す。
最後にこれ。「弱点を潰す」こと。
「志望校には頻出だけれど、正直、自信がない単元」
これは誰にでもあると思います。
自分で何をやるかを決めて、
できれば基本問題から、コツコツ取り組みましょう。
全ての苦手を克服しなければいけないわけではなく、
ある一分野のみでも構いません。
今から頑張れば2月に間に合いますので、
後悔しないように、ラストスパートをかけていきましょう。
今日は、「冬期講習の過ごし方」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月22日
参考・引用
『中学受験小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』,akira,2011