こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
沢山勉強しろっていうけど、
とにかくめちゃくちゃ勉強したら、成績は上がるの?
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- めちゃくちゃ長時間勉強すれば、成績は上がるのかどうか。
について話します。
是非ご覧ください。
長時間勉強の疑問。
長時間勉強すればじゃあ結局、成績は上がるのかどうか。
これは主に生徒からよく聞かれます。
「長期休みが2週間あるんですけど、どういう風に勉強すればいいですか?
塾の講師からは、とにかくたくさん、10時間くらいやりましょうって言われました。
……ですよね。めちゃくちゃ解かないと、上がりませんよね」
こんな感じで。
「勉強しないと」と思います。
上記のように、学校の先生や塾の講師から、
- 沢山勉強しなさい
- 夏休みは1日○○時間以上
- 冬休みは1日○○時間以上
などなど、
ほとんどすべての生徒が、言われます。
言われ続けるうちに、
「じゃあ、長時間勉強しないと」
と思ってくるでしょう。
日本中のライバルが長時間勉強しているから、
とにかく自分も…!と思い、
いつからか長時間勉強することが「義務」だと思ってきます。
危ない考えです。
確かに、そもそも勉強時間を取らないと、成績は上がりませんし、
たくさん勉強できてから、勉強の質を上げていくのが良いと思います。
とはいえ、
「長時間勉強=成績アップ」
の考えは、ちょっと危ないと思います。
その考えを続けていくと、
「どれだけ椅子に座っていたか」
を競う事になります。
質は必須です。
椅子に座っていた時間が大事なのではなく、
「集中できた時間」
が大事なのです。
ここは勘違いしてはいけません。
仕事では…。
実際自分は家庭教師の他に、経営者の面も仕事としてありますが、
仕事ができる人というのは、皆、
「短時間で多くの仕事を終わらせる」
特徴があります。
しかも、
スケジュール一杯に仕事が入っていて、
結果的に、一日に大量の仕事をこなしています。
追い込みましょう。
そもそも人間というのは、
追い込まれてから、変わる生き物です。
なのでおすすめなのは、
長時間勉強して、結果を出さなければという方は
スケジュールを勉強で一杯に埋めておくことをおすすめします。
それから、
- じゃあどうやったら効率がいいか。
- いつごろ休憩を挟んだらいいのか。
- 集中できる時間はいつか。
などを考えてみます。
授業が大事です。
そう考えていくと一番だめなのが、
「通常の授業をボーっとして、自習の時間だけ大量にある」ケース。
やはり授業でなるべくマスターして、
その後で家で復習する方が、短時間で多くのことを学べます。
長期休みの過ごし方は?
よって、
「長期休みだから絶対にたくさん勉強しないと」
という考えはしなくても大丈夫です。
普段から、授業やすきま時間を集中して、
質の高い勉強をしていれば、長期休みだからといって気合を入れなおす必要はないです。
毎日淡々と、積み重ねるイメージがいいので、
長期休みもいつも通りで過ごして心配ないくらいが、丁度良いのです。
質を上げる方法は…?
最後に、具体的に勉強の質を上げる方法をいくつか紹介します。
①1日だけ、睡眠、食事、風呂以外のすべての時間を勉強に充てる。
②5日、継続する。
③かなりきついと感じる。
④勉強はしつつも、その時間を減らして休憩も入れていく。
②から④を繰り返す。
ぜひ試してみてください。
今日は、「長時間勉強の疑問」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月20日