こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供は受験で辛い思いをしながら頑張っているけれど、
正直親の自分も精神的にきつい…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 親も辛い時、抱え込まずに泣きつく相手が必要
という話をします。
是非ご覧ください。
プレッシャーが凄いです。
親の中学受験へのプレッシャーは、
世の中が核家族化と少子化が進む共に、厳しくなっていると思います。
子供が少ないと…。
少子化がまだ進んでいない時は、
長男・長女の受験は緊張しても、その後はわりと、慣れてきて、安心できます。
子供が多くたって、全員立派に育ってほしいと思うのは当然ですが、
とはいえ、一人っ子など、子供が少ないと、受験に失敗できない気持ちになるのは分かります。
なのでなおさら、
その子供への受験へのプレッシャーが、親にとって重くなってくるのです。
一人で解決するしかない現状。
中学受験の悩みは、
親自身で解決しなければいけないというのが、現状になってしまいました。
核家族でなかったら、おじいちゃんおばあちゃんに相談することができましたが、
そういう家庭は、今少ないです。
さらに、夫も非協力的な場合があるので、
お母さん一人で全てを抱えなければいけないケースも多いのです。
相談しづらいです。
確かに、「子育て」についてなら、
友だちに話してもいいのでしょう。
しかし、子供の受験関係の話題は、あまり出しにくいですよね。
中学受験が広まった今でも、やはり言いにくいでしょう。
- 「中学受験なんて贅沢な!」
- 「もしかして、厳しい教育ママ?」
なんて本音で思われるのは怖いですよね。。
負のループは危険です。
とはいえ、お母さんが1人で不安を抱えていると、
それが膨張して、自分を追い詰め始めます。
すると、また不安が増し…。
という、負のループにはまってしまいます。
それから逃れることが必要なのです。
相談に乗ってもらいましょう。
なので、不安は軽いうちに、誰かに相談に乗ってもらうことが大事です。
解決はしなくても、吐き出すことで、自分の精神を助けられます。
第2世代も出てきました。
昔とは違い、現在は、
「中学受験の第2世代」ということも珍しくなくなりました。
よって、親のどちらかが、
中学受験経験者であるケースが多いのです。
もし夫が中学受験経験者ならば、
相談に乗ってもらったり、アドバイスも貰える可能性が高いです。
たとえ昔のころの記憶があいまいだったとしても、
悩みを共感しやすいはずです。
先輩と話してみる。
また、中学受験の経験が親族になくても、
知り合いに、「中学受験の親の先輩」はいませんでしょうか?
もしいたら、相談に乗ってもらいやすいと思います。
子供が失敗していたらあまりよろしくないですが、
ある程度上手くいっていた子の親は、相談にのりやすいでしょう。
同じ不安を乗り越えてきた先輩なので、
中学受験に挑むこと対して、愛を持って接してくれてます。
少しは安心できます。
もちろん、自分の子の自慢話が出てくるかもしれません。
しかし、
「辛いときもあって、模試のたびに不安が増していったけど、案外、すっと終わるモノだよ」
と、言葉をかけてくれるだけでも、
少しは安心できます。
普通にアドバイスを聞くのも、もちろんありです。
相談できる存在を。
受験におけるプレッシャーや不安。
これらを定期的に解消するためにも、相談できる存在は必須です。
親の機嫌は子供に影響を与えます。
なので、親自身が、自身のメンタルに気を遣うべきなのです。
今日は「親のメンタルケア」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月13日
参考・引用
『子どもの一生を決める失敗しない中学受験入門』,和田秀樹,2014