こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が何かしらストレスを抱えているようで、勉強に集中できてない…
とお悩みの方はいませんか?
勉強なのか、友人関係なのかは分かりませんが、
小学生であってもストレスと闘いながら立派に生きています。
そこで親御さんがしっかり話しを聞いてあげることが、
ストレスマネジメントになり、子供にとっても勉強にも集中できます。
今回は、中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 親の、子どもの話の理想的な聞き方
について話します。
是非ご覧ください。
理想的な聞き方
子どもの気持ちや考えを受け止めるには聴かねばなりません。
そしてまず理解していただきたいのは、
「聴く」と「言いなりになる」
は全く違うという事。
「聴く」=「言いなりになって、従う」
と考えている方は意外にも多くいますが、その勘違いは捨ててください。
この二つは、別物です。
そして、理想的な話の聞き方は、
「傾聴」です。
耳+目+心を子供にしっかりと傾けることです。
具体的にはどういうことでしょう。
いくつか項目をあげてみました。
簡単にできる「傾聴」
傾聴として簡単にできることを、
具体的に、まず話します。
- 「3分は全力で聴くぞ」と覚悟する。
- 途中で口を挟まない。違うことをやらない。
- 否定はしない。
- うなずいたり、あいづちを打ったり、「聴いてるよ」ということを示す。
上記です。
これなら今から実践できると思います。
練習してもらいたい、「傾聴」
次に、少し練習してもらいたい「傾聴」について、
具体的に話します。
- 聴いている間は、自分の言いたいことを考えない。
- 子どもの話の「情報」と「気持ち」を区別して、「気持ち」をくみ取ろうとする。
- その「気持ち」を、受け止めていることを伝える。
- 子どもが表現していることと、親が聴こうとしていることにギャップがないか、考える。
- 子どもがまだ喋れていないことがないか想像を巡らす。
などなど。
これは教師としても同様に大切です。
「傾聴」よりも「敬聴」
今までは「傾聴」について話しましたが、
気持ち的には「傾聴」よりも「敬聴」がおすすめです。
敬聴は、表に出ます。
話を聞く場面は特に、そうでない場面でも、
「敬意をはらう」という行為は、
親の言葉やしぐさを含めたあらゆるふるまいに滲み出てきます。
そして、親が他者に敬意をはらう様子は、
子どもたちにとってよいお手本になります。
親ばかりではなく家族や他者に対して、
そして自分自身に対して敬意をはらう姿勢はしつけの基本になります。
そして逆に、
- バカ
- 死ね
などの悪口が、なぜいけないのかを知ることになります。
もっとつきつめていけば、
誰にどのように敬意をはらうことにすれば
- いじめはなくせるのか
- 暴力はなくせるのか
- 自殺はなくせるのか
など、深いところまで思考が及んでいきます。
今回は「聴き方」について話しました。
ストレスが生まれやすいこんな時期だからこそ、ぜひご参考にしてください!
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2021年9月21日