こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、語彙が少なくて困っている…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 日ごろの会話に一工夫して、語彙を増やすすすめ。
について話します。
是非ご覧ください。
読み書き、大事です。
中学受験、また、小学校の勉強は
「読み・書き・計算」
この3つを中心に勉強します。
これらは社会人になってからも、必須のスキルです。
大人の会話の理解です。
上記3つの内2つ、「読み・書き」の部分については、
実は、親を始めとする大人の会話によって、鍛えられます。
よく、大人との会話では出てくるのに、
子供からは出てこないような言葉がよくありますよね。。
「そこは分かってるはずなのに!」
そんな語彙を、入試で出されるからこそ、
「正解してよ!」と、煮えくり返ります。
しかしこの、「煮えくり返る」の意味も、
子供は分からないのです。
語彙が問われています。
よって、国語については、
「語彙」がかなり重要です。
とはいえ、語彙をつけたいがために、読書をしろと言っても、
そもそも作者が何を言っているか分からない事態になります。
分からないから辞書を引けと言っても、
辞書の説明に書いてある言葉の意味が分からないのです。
親子の会話
よって、
子供自身が語彙を身につけるというより、
親子のコミュニケーションでつけていく方が自然で、おすすめです。
慣用句もOKです。
例えば、会話に慣用句を話すのはどうでしょうか?
- 「それって、雲をつかむような話しだねぇ。どんな意味?」
- 「それは河童の川流れだね。あれ、これって、他にどんな言い方があったっけ?」
など、子供に慣用句を交えて質問するのです。
そこで分からないのであれば、親から教えてあげましょう。
後で聞きましょう。
そこで終わっても良いのですが、
「あとでこの意味、もう一回聞くからね」と言うのをおすすめします。
一定期間たったら実際に、
ぜひ、あとでその慣用句の意味をもう一度聞きましょう。
そこでも分からなかったら、また後で聞く。
そうすると、使える語彙が徐々に覚えていきます。
このサイクルが、大事なのです。
会話が不足しています。
この会話がかなり自然で語彙を覚えるのに良いですが、
現在は
- 核家族
- 鍵っこ
などが増え、中々、親子の会話ができません。
この状況はもはや仕方がないことですが、
少ない会話の中で、子供が語彙を覚えた時は、ぜひほめてあげましょう。
この、自然な会話をしながら語彙力も上げる方法は、
簡単にできるのでおすすめです。
ぜひ試してください。
今日は「日ごろの会話と語彙力」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年8月15日
参考・引用
『塾では教えてくれない中学受験親の鉄則』,梅津貴陽,2016