こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
夏休みが明けたら、子供が学校に行きたくないと言ってきた…
とお困りの方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 夏休み明け、子供が学校に行きたくないと言ってきたときの、対処法
について話します。
是非ご覧ください。
学校嫌いは、死活問題。
学校が始まってから、
元気が急になくなって、行きたくないと言ってきた…
そういう子は、毎年一定数居ます。
割合は、どれくらい?
子供は毎日、どんな気持ちで学校に通っているでしょうか?
子供に教えている私の感覚ですと、
- 好き⇒30%
- 普通⇒40%
- 嫌い⇒30%
くらいになります。
「好き」と「普通」の子は、
元気に毎朝送り出してあげて大丈夫ですが、
「嫌い」な子は、
夏休みが明けてから、急に元気がなくなったり、怒りやすくなっています。
子供にとっては、死活問題。
「嫌い」な子は、色々理由があるんです。
もしそれが「いじめ」だったのなら、
家族で早急に対策を練る必要があります。
また、他の理由、
- 先生が合わない。
- 学級崩壊している。
- 席替えで嫌な席になった。
などは、親からすれば、ささいなことに見えるかもしれませんが、
当人にとっては、死活問題です。
学校が嫌いなのにも色々理由があります。
もしお子さんがいじめられているならば、
それは真剣に対処法を親子で考えねばなりません。
「男子がうざい」
よくあるのが、真面目な女の子が
「男子がうざい」と言って、登校を嫌がるケース。
その「うざい」の理由は
- 下品
- ちょっかいをかける
- うるさい
などなど、ありますが、
真面目な女の子にとっては、ストレスでしかありません。
そのストレスを抱えたままですと、
勉強への集中力が下がってしまいます。
徹底的に、聞きましょう。
では、子供が何か悩みを持って学校に行きたがらない場合、
どうすればいいでしょうか?
徹底的に、聞きましょう。
そのような場合は、
子供の悩みを、徹底的に聞くことが大事です。
ついつい親は
- しゃべるまえにお風呂入っといて!
- そんなことくらいいいじゃない
などなど、言ってしまいがちです。
しかしそうすると、
子供はその悩みを抱えたまま、いつか爆発します。
学校の愚痴が、長い時は1時間程度言い続ける火もありますが、
ただ愚痴を愚痴で終わらせるのではなく、
「明日から、どうすればいいかな?」と、解決法を、具体的に、一緒に考えることをおすすめします。
考えたからと言って、すぐ悩みが解決することはめったにないですが、
子供にとっては「真剣に親が話を聞いてくれる」事実は、
それだけで、子供を救います。
最後は、ご褒美
最終手段としては「ご褒美」もありです。
- 今月学校で頑張れたら、○○を買ってあげる。
- 今月学校で頑張れたら、××に行こうね。
などなど。
ご褒美漬けの生活が早くから始まると、甘やかしすぎるかもしれませんが、
9月以降は、精神的にもきつく、ご褒美を使ってリフレッシュをするのも、私はありだと思っています。
今日は「夏休み明けの模試」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年8月1日
参考・引用
『中学受験6年生の親がすべきこと』,安浪京子,2018