こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子供、記憶力が無くて受験大丈夫かな…
とお困りの方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 記憶力をつけるために、日常からできること
について話します。
ぜひご覧ください。
記憶力を上げるための3つのこと。
思考力を伸ばすためにも、
記憶力が大切です。
入っている知識がたくさんあれば、
思考の材料がたくさんそろうからです。
だからこそ、親は記憶力をつけさせたいと願います。
とはいえ、記憶力をアップさせるために、
特別にすることはありません。
日常生活から、培えます。
日常から、できること。
日常からできることは、3つです。
- 絵日記をつける。
- カードゲームをする。
- 親が質問する。
上記の3つです。
順番に話しますので、是非ご覧ください。
①絵日記をつける。
まずは、絵日記をつけることです。
夏休み以外も、つけましょう。
昔から今まで、
定番の低学年の夏休みの宿題といえば、絵日記。
この絵日記は、夏休み以外も宿題にしてもいいと私は思っています。
絵日記をつけるメリットの一つが記憶力アップです。
絵を描くわけですから、色んなものを観察する意識が高まります。
分からないものがあれば、図鑑で確認する回数も増えます。
観察して図鑑を開いて絵を描けば、
しっかりと記憶に残ります。
親の参加もありです。
絵日記を、お父さんやお母さんとの交換日記にすると、
さらに効果が増します。
絵や文章の手本を子供が勝手にまねるからです。
そして、「まねる」は「学ぶ」につながります。
文章は長々と書く必要ななく、
ほんの数行でかまいません。
親子で交換日記のように絵日記をすると、
子供は絵日記が返ってくるのをとても楽しみにしています。
嫌々やらせる必要はないです。
とはいえ
絵日記をつけさせる際の条件として、
「子供が苦にしていない」というものがあります。
特に親子で交換日記ですと、
高学年の男の子なら恥ずかしがっていやがる可能性が高いです。
無理矢理やらせることはやめましょう。
②カードゲームをさせる。
次に、カードゲームをさせること。
楽しいだけじゃないです。
カードゲームは楽しいだけでなく、
記憶力を磨くことにも役立っています。
子どもが嫌がらないのであれば、
カードにして覚えさせるのも悪くはありません。
もちろん遊戯王やデュエルマスターズなどの娯楽に完全特化したものではなく、
トランプの「神経衰弱」やかるたなどです。
また、『ちはやぶる』で有名な百人一首の、最近は星座かるたや地図かるたなど、
さまざまなものがあるので、子どもが興味のある分野で挑戦してみてください。
こういうものを親子で楽しむうちに(特に幼少期や低学年)、
記憶力をトレーニングすることができるのです。
③親が質問する。
最後にこれ。親が質問すること。
思い出す訓練になります。
親が質問することが、
日常生活で簡単にできて、効果が高いです。
質問をすると、「思い出す」訓練になります。
夕食の際などで、
子どもにその日の出来事などを質問してみてください。
質問は、
- 5W1Hにのっとって
- 具体的に
というのがポイントです。
とはいえ、難しく考えなくて大丈夫です。
- 「今日の理科は何をやったの?」
- 「帰り道、友だちと何を話してきたの?」
- 「体育の授業は、何をやっているの?」
などなど
こんな具合に切り出してください。
そこから話をさらに展開させて、
子供に「思い出す」訓練をさせましょう。
子供も後でお母さんに聞かれると分かっていれば、
そのために、意識的に覚えようとします。
このプロセスが、記憶力養成につながるのです。
今日は、「記憶力」をつけるための
日常生活からできることについて話しました。
ぜひ参考にしてください!
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年6月13日
参考・引用
2016『中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること』村上綾一