こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、
国語の問題集って、どんな感じで解いていけばいいか、分からない…
とお困りの方はいませんか?
「国語」は最も大事な教科であるにもかかわらず、
最も勉強の仕方が分からない教科だと思います。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 国語問題集を、効率的にマスターする方法
について話します。
是非ご覧ください。
国語問題集を解くステップ。
国語の成績を早く、かつ確実に上げていくのは、
問題集を効率的に使うことです。
最も効率的な方法は、
- 一つの問題集を徹底的に繰り返して、マスターする
これが一番です。
具体的なステップを説明しますね。
具体的なステップ
具体的なプロセスを紹介しますね。
ステップ①:自力で問題を解いてみる。
まずは時間を計り、普通にこなしましょう。
ここでは別に間違えてしまっても大丈夫です。深く考えず挑みましょう。
ステップ②:答え合わせ。
問題を解き終わったら、答え合わせです。
解答を読み込み、どういった解答プロセスで解答を導きだしているのかを理解します。
おそらくここまでは、
皆さんされていると思います。
ステップ③:文章のロジックを理解する。
ここでは、文章のロジックを理解します。
問題に絡む接続詞(「ところが」「しかし」など) を文章から探しだし、チェックします。
そうすると、文章がどんなロジックで展開されているかを把握できます。
ステップ④ : もう一度、自力で解いてみる。
もう一度解くのは、1、2週間後で大丈夫です。
ステップ③で把握した解答プロセス・文章展開を頭の中で再現できるようにしましょう。
ステップ⑤:繰り返す。
これが大事です。
- 文章の展開パターン
- 解答プロセス
これらを完璧にマスターするまで、
ステップ③とステップ④を繰り返します。
- 正しいロジックで文章を読み込むことと、
- 自力で解答ステップを再現すること
これを繰り返すことで、
あらゆる文章題対応できるような、普遍的な力が身に付きます。
繰り返しますが、問題集は、これ!と決めた一冊で大丈夫です。
漢字・語句
問題集と言っても、
漢字や語句の類がありますよね。
漢字や語句を解けるようになることが、
偏差値50以上の国語得点力を身に着けるのに早道です。
過去記事に紹介していますので、ご覧ください!
「漢字」や「語句」というと、
配点が低いので、たいしたことがないだろうと高を括ると、本番で痛い目を見ます。
確かに、文章題は国語で配点が高いです。
とはいえ文章題を解くためにも漢字や語彙の知識を身に着けるべきです。
上記に挙げました過去記事には、
「塾の宿題をこなすのが早道」とありますが、
小学校高学年にもなって、漢字や語句ができていないと、
中々それだけでは追いつかない可能性があります。
具体的な勉強法
今から漢字や語句の勉強をして、平均レベルに追いつこうとするには、
塾の宿題にプラスしてやったほうがいいです。
まず、「漢字」に関して。
これに関しては、とにかく実際に書いて覚えましょう。
周に30個の漢字を覚えるなどの目標を定めて、
何度も反復して暗記するのが王道です。
成績がまだ奮わない生徒ほど、王道が大事。
そして「語句」。
「語句」、つまり、「四字熟語」や「ことわざ」に関しては、
いちいち紙に書いて覚えるのではなく、漫画調の参考書を買って、
暇な時に読むだけで大丈夫です。
(今日のテーマ「問題集」とは少し離れますが笑)
モチベーションとしては、「全部暗記する!」のではなく、
「繰り返し読むうちに、自然と覚えていた」くらいがベストです。
まとめると以下です。
- 漢字→: ノルマを決めて、何度も書き・反復する。
- 語句→漫画調の参考書を購入し、何度も読む。
これらの方法で、国語をマスターしていきましょう!
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年5月22日
参考・引用
絶対合格『勉強嫌いな小学生がクラスでトップを取るためのルール』2012