こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
中学受験をするべきか?しないべきか?
そうお悩みの方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 中学受験をするべきか、しないべきか。見極める方法
について話します。
是非ご覧ください。
中学受験の分かれ道は、いつ?
子どもに中学受験をさせるべきか、させないか。
それは、どのような観点から決めるべきでしょうか?
4年生が、分かれ目です。
まず時期について。
中学受験が本格的にスタートするのは、4年生。
ここが、見極めです。
9歳の壁を越えているか。
この時点で、
「9歳の壁」を超えているかどうか。
これも、ポイントです。
9歳の壁を越えているかどうかとは。
- まだ脳が発達しておらず、
暗記がメインで勉強しているか。- 脳が発達して、
抽象的な思考ができるかどうか。
この違いです。
↓詳しくはこちら↓
まだ抽象思考ができない子の場合、
中学受験を無理にさせると、自信をなくしてずっと勉強をきらいになってしまうことが多いです。
ついていけない場合。
そして、もう一つの見極めとしては、
- 中学受験をさせて、子供ががついていけるかどうか。
です。
ついていける子の場合は、
たいてい勉強が好きになります。
センスが必要な中学受験。
できる子にとっては、わりとゲーム感覚だったりします。
逆に、ついていけない子の場合は
ただただ、きついだけです。
やればやるほど自信を失って、
勉強を憎んだりします。
ついていけない場合は…?
中学受験に充分ついていけるなら、
そのまま突き進んでOKですが、
ついていけない場合は、勉強方針をどう立てればいいのでしょうか?
それは、
- 公立中学の「先取り学習」
が答えです。
方向修正が、OK。
もし、子供が明らかに向いてないと分かったら、
受験には見切りをつけて、方向修正をすることが良い手だと思います。
そして、中学受験を辞めた分、
公立中学の英語を数学をさせるのです。
「中学受験の問題は変な問題が多いから、
普通に中学校の英語と数学を勉強しようね」
そんな感じでフォローしながら、
公立中学で勝つための先取り学習に切り替えるということです。
実際、中学受験って変な問題が多いですしね(笑)。
けっこう、簡単です。
中学受験の勉強もできないのに、
中学の勉強をしていいのか。
そう思われる方もいるでしょう。
しかし大丈夫。
中1の英語・数学は、中学受験の勉強より、はるかに簡単です。
親御さんたちでも楽に教えられる内容です。
先取り学習をして、
中学に入った時点でトップを獲得すれば、
それが大きな子供の自信になります。
そっちの方が、
将来やって来る「大学受験」に有利かもしれません。
※見極めは、正確に。
ただ、当たり前ですが、
する、しないの見極めは、正確さが必要です。
- ただの勉強不足。
- 何らかの躓き。
こういうケースだったら、
辞めずに続けるべきです。
- 解決できる悩みなのか。
- 中学受験にそもそも向いていないのか。
これは、親御さん自信が見抜く必要があります。
塾に相談しても、お客さんが減らしたくないですから、
続けなさいと言われます。
中学受験をしなくても、後々逆転するケースはしょっちゅうあります。
お子様の特性に合わせて、教育方針を立ててみてください♫。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年3月23日
参考・引用
和田秀樹『勉強が得意な子をつくるお母さんの戦略』2015