こんにちは。
中学受験をされるお子様をもつ保護者の方で、
塾の宿題が多すぎて、子供が全部こなせていない…
という方はいませんか?
もちろん、毎週毎週、ばっちり全てこなせるのならそれが一番ですが、
正直、大手塾の宿題は多すぎですよね。
特に、夏休みや新学期など、新しい事が始まった時はそう思います。
実は、、全部終わらせる人は、あんまりいないんです。
そしてタイトル通り、
子供が大手塾の宿題をすべてこなす必要はありません。
そこで今回は中学受験業界に10年以上携わってきたプロ家庭教師Edenの居村が、
- 大手塾の宿題を、全部やらなくてもいい理由。
について話します。
是非ご覧ください。
大手塾の宿題は、全部やらなくて大丈夫。
今日の結論です。
大手塾の宿題は、全部やらなくて大丈夫です。
学年上がると、ぶつかる壁です。
実はこの時期、特に高学年になって塾の勉強が難しくなってきた子。
「宿題」という壁にぶちあたります。
量が多すぎて、こなしていくのにかなり疲れます。
そして上記しましたが、
その宿題、全部やらなくて大丈夫ですよ。
そして結論から言うと、
塾の宿題は全部やる必要がないです。
食事と同じです。
これは、食事と同じです。
どんなにおいしくて、栄養がある食事だって、
大量に食べ過ぎたら、普通に吐きますし、後悔しますよね。
毎食、適量をいただく。これが最良なんです。
宿題だってそう。
無理やり大量の問題を押し込んだって、
栄養にはなりません。
量の調節がカギです。
「この宿題、量多すぎないか…!」
と気づいたら、
量の調節を親がしていくことが大事です。
では、どう調節すればいいのでしょうか?
塾の先生に、聞きましょう。
親が子供の宿題を調節するのに最もいい方法。
それはずばり、
- 塾の先生に聞く。
これです。
こう言うと、ビックリする方多くいらっしゃいます。
「そんな事! 先生に言っちゃって大丈夫?!」と。
塾側も、分かってます。
とはいえ、大丈夫。
塾側だって、「大量の宿題を全部やってこい!」
なんて思ってはいません。
リアルはわりと、「全部やってこないだろうけど、まあ一応これくらいは出すか」
そんな気持ちの先生が多いですね。(笑)。
特に有名な集団塾。
ここでは、最上位クラスの生徒用に、宿題が設定されていますので、
それ以外のクラスの生徒には、めちゃくちゃきつかったりします。
各自調整でOKです。
なので多すぎる宿題は、
各自調整でOKです。
そして、宿題の中で、
- どれを解くべきか。
- どれを流していいか。
これを、先生にたずねましょう。
こういうことを一度聞いておけば、、
- 全部こなせてなくても、塾に子供は気兼ねせず通える。
- 先生も、怠けているわけではないと認識している。
親にも塾にも得です。
宿題の量になれてきたら、
全部こなせばいいのです。
問題集が多いのは、NG。
宿題に関してたまにあるのは、
こんなケース。
- 宿題をこなせない子供を見た親が、焦ってなぜか参考書を買い始める!!
これ。
まずは宿題を。
出された宿題すらできてないのに更に学習量を増やそうとするのは、
理に適っていませんし、NGです。
心配なのはわかりますが、
宿題をこなすのが、受験の王道です。
プレッシャーの元になります。
さらに、
そんな親の行動は、
子供の不安を焦ります。
「できていないこと」にばかり意識が向かうと、
今できていることも、疎かになる。
こんなケースは最悪です。
もし、そんな傾向が自身にあると感じましたら、
親自身、自制が必要ですね。
是非参考にしてください♫
今日の記事を終わります。
記事公開日 2020年3月15日
最終更新日 2020年8月8日
参考・引用
おおたとしまさ『間違いだらけの中学受験』2013