こんにちは。
中学受験をされるお子様をもつ保護者の方で、
子どもの計算ミスが、なくせない…
そんな方はいませんか?
中学受験の算数は、ほぼ皆さん悩まれていると思います。
特に計算ミスは、6年生になっても直らず、注意することもあると思います。
しかし、
計算ミスを注意しすぎると、逆にミスが増えるケースがあります。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 注意すればするほど、計算ミスが増えるわけ。
について、話します。
是非ご覧ください。
塾でも、評価が分かれます。
計算ミスの対応については、
塾講師でも、意見が分かれます。
私は、
- 「計算ミスなんて気にしなくていい」
くらいの講師の方が、良いのではないかと思うのです。
計算ミスは全員します。
計算ミスは、全員します。
計算ドリルを毎日やれば、
計算のスピードは上がるかもしれません。
しかし、全部なくせるわけではないです。
計算ミスをなくせば合格の可能性がグッと高まるのは当たり前ですが、
ミスのない人間などこの世に存在しないのに、
そんなことをいってもしかたがないですよね。
意識づけは必要ですが…
たしかに、
ケアレスミスを減らそうという意識付けは必要です。
問題を解き終わったあとに見直しをしよう
とは、生徒にも言っています。
しかし、
塾講師がケアレスミス撲滅を強調しすぎることは、
結果に対する責任逃れのように私には聞こえてしまいます。
それに、
過度にケアレスミスを意識させることは、
かえって子どものパフォーマンスを下げることになると、
私は考えています。
注意が、ミスを誘発します。
なぜ、
計算ミスを注意すると、ミスが増えるのか…
それは、
- 「ミスを恐れる」という感情が、ミスを誘発するの
からです。
スポーツと、同じです。
これは、スポーツを本格的にやったことがある人なら
わかるのではないでしょうか?
- 「このシュートは決めなければいけない!」
- 「このPKは決めねばならない!」
などなど、
スポーツでは、「ミスしちゃいけない」
と思った瞬間にこそ、ミスすることがありますよね。
「ミスしちゃいけない!」
というネガティブな感情がミスを誘発するのです。
他にもデメリットがあります。
その他にも、
計算ミスを注意しすぎると、
- 思考自体が減点方式になる。
- ミス恐れるあまり解くスピードがめちゃくちゃ落ちる。
- テスト自体に恐怖を感じる。
などのデメリットがあります。
それに、
計算ミスを非難しすぎると、
精神的に、子供には逃げ場があります。
自分で自分を責める気持ちが強くなって、
自信を失ったりもします。
責めない方が、いいです。
なので、
- 必要自体に計算ミスを指摘する。
- 計算ミスを責める。
などをしないほうが、
子どもの精神的にいいと、私は思います。
- 「誰だって一定の割合で計算ミスは起こす。条件はみんな同じ」
そう伝えてあげれば、
子どももリラックスしてテストにのぞめます。
時間が余ったら見直しをすればいいのだけです。
- 計算ミスをなくすことに執念を燃やす。
- 計算ミスをなくすことに神経をすり減らす。
などをするくらいなら、
その分、別の所で得点することを考える方が、精神的に安全です。
では、どのように計算ミスをなおしていくか。
それは下の記事をご参考下さい!
ちなみに現在Edenでは、期間限定で、オンライン個別相談をしていますので、
ぜひご参加ください。
記事公開日 2020年3月11日
最終更新日 2020年3月11日