こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、
「子供が低学年だけれど、
今のうちに、塾に通わせた方が良いのかどうか」
とお困りの方はいませんか?
Edenの元にも、このようなご相談が数多く寄せられています。
難関校に合格した人の中にも、
「低学年から塾に通っていたから差をつけることができた」
という答えは、返ってきたことがあります。
しかし、
Edenでは、低学年から塾に通わせることは賛成していません。
「塾なし」で大丈夫です。
そこで本記事ではプロ家庭教師Edenの居村が、
- 低学年から塾に通わせる必要はない理由。
について、話します。
低学年から塾に通わせない方が良いです。
低学年から塾に通わせる必要はないし、
そもそも、
低学年から塾に通わせない方が、良いです。
理由は2つあります。
なぜでしょう?
理由は二つあります。
- 家でもできるから
- バーンアウトが来るから
です。
順番に解説していきます。
①「家でもできるから」
「家でもできるから」
について。
感性的なのが、多いです。
「塾のためのコース」
と言いましたが、なぜでしょう。
では、
大手塾の低学年向けのコースの、
- 理念
- 内容
- 狙い
を見ていくと、
- 遊びを交えながら勉強の基礎を学ぶ。
- 勉強の楽しさを知る。
- 好奇心を育てる。
などなど、
「がっつり勉強をする」
というよりかは、
「感性を育てる」
「学習習慣を身に着ける」
ことが、中心です。
家でもできます。
したがって、
学校で楽しく学び、
学習習慣がある程度、身についているお子さんであれば、
低学年で塾に入るメリットは、ほぼゼロだと思います。
低学年で塾でやることは、
家でもできるのです。
塾に通わせることは、
お金の無駄に、なりかねません。
②「バーンアウトがあるから」
二つ目。
「バーンアウトが来るから」
について。
途中から、下がります。
確かに、
「低学年から塾に通うことで、周りに差をつけ、
そのまま難関校に見事合格した」
というケースはあり、
塾も合格体験記として載せていることがあります。
しかし、このケースの人よりも
「低学年から塾に通ったせいで、
高学年から勉強に飽きてしまい、直前で成績が下がった」
というケースの方が、数としては多いのです。
「バーンアウト」
というケースです。
これが怖いので、
塾は小学4年生など、中学年からがおすすめです。
ではなぜ、
低学年から塾に通わせるメリットが少ないのに、
大手塾は低学年向けのコースを用意しているのでしょうか?
お金が欲しい塾。
大手塾が低学年向けのコースを用意しているのは、
要するに、
「お金が欲しいから」
です。
塾も、営利企業です。
塾も、教育機関でありますが、
同時に営利企業です。
つまり、
売り上げを増やす仕掛けが必要なのです。
低学年向けのコースを用意することで、
- 目先の売り上げを増加させる。
- 高学年になる前に、顧客を囲んでおく。
ことができるのです。
つまり、
低学年向けのコースは、
子どものためというよりも、塾のためにあるのです。
他の大手塾はお客さんが欲しいので、こんなことは口が裂けても言いませんが、
あくまでEdenは生徒のために指導をしているので、言っちゃいました(笑)。
やはり、
小4が始まる直前、
小5が始まる直前あたりに中学受験の勉強を始めるのが、
ベストだと思いますね。
今日の記事は終わりです。
記事公開日・最終更新日 2020年2月14日