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【中学受験】「自由な校風」と「厳しい校風」、迷った時に知るべきことを話します【志望校選択】【保護者向け】

教室, 学校, 教育, 学習, 講義

 

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、

「自由な校風」の学校と
「厳しい校風」の学校

どちらにお子様を進学させようか迷っている方はいませんか?

そんな時に知っておきたいことを
中学受験業界に10年以上携わった、
プロ家庭教師Edenの居村が話そうと思います。

 

私立は独自の教育理念を持っています

 

公立と異なり私立校は、
独自の教育理念をそれぞれに持っています。

自由な校風の中学もあれば、
質実剛健で厳しい中学もあります。

 

大雑把に言うと…

大雑把に言うと私立の場合、

最高峰と言われる学校は自由な学校、
中堅校は管理教育の厳しい学校

が多く見られます。

なぜそうなるのでしょうか。

順に追って説明します。

 

自由な超難関校

 

まず超難関校について。

例えば、
開成、麻布、武蔵、それに王院など、
日本を代表する私立中学の校風はそのほとんどが自由です。

学校によっては規則すら存在しません。

 

なんで自由?

なぜそこまで自由なのか。

答えは簡単。
生徒たちのポテンシャルが高いからです。

学力的にも社会規範的にも優れている生徒が多く、
学校から押し付けられなくても、
自分自身で考え、善悪を判断できる子が多いからです。

 

厳しい中堅校

 

これに対して、
二番手、三番手の中堅校に管理教育の厳しい学校が多いです。

 

なんで厳しい?

なぜ、中堅校には
厳しめの学校が多いのでしょうか。

それは、
ある程度のポテンシャルはあるのですが、
自分で自分を律するほどのポテンシャルを持たない子が多いからです。

 

例えるとすると…

例えるとすると、

朝、寒くて布団から出ようかどうか迷っているときに、
自分で布団から飛び起きるよりも、
鬼軍曹がやってきて、大声で起こしてもらう方が合っている
ということです。

 

こっちの方が多いです

中学、高校時代は反抗期ですよね。

力で抑えてもらわないと歯止めが効かない。

世の中にはこちら側の生徒の方が、圧倒的に多いのです。

 

例外もあり

 

大雑把に分けると、こういうことになるのですが、
例外もあります。

巣鴨や豊島岡女子学園のように、
トップクラスの進学校でも、厳しい校風の中学もあれば、

逆に偏差値が低い学校でも自由なところもあるので、
私立の学校は選択肢が広いのです。

 

選択は家庭の方針の問題です

 

お子様の思春期を
自由な校風のもとで過ごさせるか、
管理された厳しい学校で過ごさせるかは、

親がどんな人間に成長させたいか、
という家庭の方針の問題です。

 

どっちが合っている?

そこで大事なことは、

お子様の性格を親が見極め、
どのような校風の中学に進学することが、
お子様の成長によりフィットしているかを選択することです。

 

家庭が優しかったら…

例えば、
親の目から見ても我が子を甘やかして育てたと判断できる場合は、
ある程度厳しい中学の方が良い場合が多いと思います。

逆に厳しかったら…

逆に、
家庭が厳しく萎縮してるように見えるこの場合は、
自由な校風の中学の方が良いこともあります。

 

結論

まあ、とにもかくにも、
その子に1番合った学校を選択してあげることが大事ってことです♪

 



参考・引用 須野田誠『カリスマ塾長直伝 中学受験に大成功する「家庭の戦略」』