【中学受験】大手塾についていけない子の立て直し方|面談1500件以上で見えた構造の原因と授業外の埋め方
こんにちは。
中学受験をされるお子様の保護者の方で
大手塾の下位クラスから抜け出せず、課題に追われるばかりで…
という方はいませんか?
週末のテストが返ってくる。クラスはまた一つ下がっている。
前の単元の宿題が終わっていないのに、教室では次の単元が始まっていく。
塾に相談しても、返ってくるのは「まずは宿題をやりきりましょう」という一言だけ。
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、
・中学受験で大手塾についていけない本当の原因
・塾を辞めずに立て直す方法
・辞めて別の形に変えるときの判断の目安
についてお話しします。
ぜひ、最後までご覧ください。

中学受験で大手塾についていけないのは能力の問題ではない
はじめにお伝えしておきたいことがあります。
お子さんが塾についていけないのは、頭の出来が原因ではありません。
この仕事も19年になりました。保護者の方との面談は1500件以上。
その中で「うちの子は塾の課題を全部こなせています」というご家庭に出会うことは、ほとんどないんです。
下位クラスにいるご家庭からのご相談で、いちばん多いのがこれ。
課題に追われて、定着する前に次のテーマへ流されてしまう。
つまり、いま起きているのはお子さん個人の問題ではないということですね。
まずはここを外してから、話を先へ進めましょう。
中学受験の塾についていけない子に共通する4つの原因
面談を重ねる中で、成績が伸びない原因はだいたい次の4つに収まる、ということが見えてきました。
- 原因が見えていない
- 改善の方法がわからない
- 方法が見えても、家庭だけでは実行が難しい
- 本人のやる気が続かない
見ていただきたいのは、この4つのどれもが「努力不足」の反対側にある、という点。
やる気がないから遅れているのではありません。
どこから手をつければいいのか分からないまま、量だけが積み上がっているのです。
一般的には、遅れているなら量を足すのが先だと言われますね。ですが、Edenでは合格につながらないものを先にやめる引き算から入ります。

集団塾のカリキュラムは上位層に合わせて設計されている
もう少し踏み込みましょう。
集団授業には、進めなければならないカリキュラムがあります。
講師はそれに沿って進みますよね。
その結果、根本原理の説明が薄いまま、問題演習だけが先へ進んでいく。
授業の場では「わかったつもり」になる。ところが家で一人になると、ほとんど解けない。
ここで重要なのは、このカリキュラムが誰に合わせて組まれているか、という点です。
基準になっているのは、上位クラスで回せる子の処理速度。
下位クラスの子がその量とスピードに乗れないのは、当たり前のこと。
中学受験で集団塾についていけないのは、構造の問題なんです。
能力の問題だと親子で思い込んでしまうと、対処を全部間違えます。
お子さんがどこでつまずいているのかを、一度整理してみませんか
どの単元から遅れが始まったのか、どこまで戻せばいいのか。ご家庭だけで見極めるのは難しいところですよね。EdenのLINEから、お子さんの状況をお聞かせください。
大手塾についていけないときに確かめる3つのこと
塾を続けるか辞めるかを考える前に、確かめていただきたいことが3つあります。
塾の課題がお子さんの実力に合っているか
私が見ている生徒さんの中にも、塾で出される課題の多くが難しすぎて、こなしきれていない場合が多くあります。
その状態で全部やらせても、意味はありません。
一般的には、塾の宿題をやりきることが受験勉強だと言われますね。ですが、Edenでは塾の宿題と、いまのお子さんに必要な勉強を分けて考えます。
時間だけが消えて、自信も削れていく。
6年生であっても、4年生の教材に戻ることを私はよくお勧めしています。
中学受験で問われるのは、その多くが4年生・5年生で習った内容だからです。
戻ることは後退ではないんですね。
授業のない6日間が空白になっていないか
塾に通う日より、通わない日のほうが圧倒的に多いでしょう。
その6日間に何をやるかが決まっていなければ、遅れは毎週積み上がるだけ。
宿題の一覧は渡されていても、「今日はこれをここまで」という単位まで落ちていないご家庭がほとんどです。
分かったかどうかを確かめる相手がいるか
家で教えたあと、つい「分かった?」と聞いていませんか。
こう聞けば、たいてい「分かった」と返ってきます。
子どもの「分かった」には、いくつもの意味があるんです。
- 細かいところは分からないが、大まかには分かった
- 本当は分からないが、そう言えば親が安心するから言っておく
- 式の意味は分からないが、解き方の手順だけ覚えた
- なぜそうなるかまで理解できた
このうち本当に身についているのは、最後のひとつだけ。
代わりに、類題を1問解かせてみてください。それで白黒がつきます。

塾を辞めずに立て直す方法|集団塾についていけない部分だけを埋める
ここからが本題。
大手塾に通いながら立て直すことは、十分に可能です。
やることは3つ。
一つ目は、課題の取捨選択。
全部やろうとするから全部が中途半端になる。今のお子さんに必要な問題だけを残して、残りは切ります。
二つ目は、戻る地点を決めること。
抜けている単元を特定して、そこまで一度戻る。ここを飛ばすと、何をやっても積み上がりません。
三つ目が、授業のない6日間の管理。
Edenでは、LINEで毎日の学習内容を個別に管理しています。
LINEでの質問・相談は、24時間いつでも送っていただけます。私と専任講師のダブル体制で見ていますので、そこは安心してお任せいただければと思います。
親御さんが管理役を降りて、外の人間がその役を引き受ける。
これだけで、家の空気は変わりますよ。
親子喧嘩の多くは、親が管理者を兼ねていることから起きているからです。
当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。
大手集団塾での時間を活かせていない受験生には、踏み入れる価値がある場所だと思います。

塾を続けたまま、遅れている部分だけを埋められます
通っている塾を辞める必要はありません。どの単元をどこまで戻すか、6日間に何を置くか。お子さんの状況を伺ったうえでお答えします。
塾を辞めて形を変えたほうがよい場合の目安
一方で、続けることをお勧めしないケースもあります。
私が目安にしているのは次の3点。
- 課題の8割以上が手つかずで、毎週それが積み上がっている
- 塾に行く前後で親子の言い合いが起きている
- 半年以上、クラスも偏差値も動いていない
この状態で通い続けても、消耗するだけでしょう。
席に座っている時間は、そのままでは成果になりません。
辞める判断は逃げではないんです。
形を変えて、管理と説明を別の場所から受け取る。それだけのことですから。
偏差値40から2か月で田園調布学園へ|黙っていた子が言葉を出すまで
以前、こんな生徒がいました。
入会したときの偏差値は40。真面目でおとなしい女の子でした。
ノートは誰よりも綺麗です。ただ、授業が書き取りの作業になっていました。
分からないところがあっても、授業を止めたら迷惑になると思って黙っている。
私が最初にやったのは、教えることではありません。待つことでした。
自分の言葉が出てくるまで、1分でも2分でも待つ。
2か月で偏差値は66まで上がり、田園調布学園に合格しています。
ついていけない状態は、理解の速さだけの問題ではないんですね。
模試の偏差値は、全国の受験生の中での位置を示す数字にすぎません。
実際の入試で問われるのは、その学校が出す問題だけ。
学校ごとに出題の癖は違いますし、合格に必要な得点も違います。
だとすれば、全体の中での順位よりも、その学校の問題のどれを取ってどれを捨てるかのほうが、合否には直接つながるでしょう。
2025年から2026年にかけては、オンラインの指導だけで、麻布・駒場東邦・広尾学園・本郷・高輪・世田谷学園・栄光・洛星・六甲・北嶺・函館ラサールなどに合格者が出ました。
いま下位クラスにいても、行き先がないわけではないんですね。

塾についていけない時期を越えた先にある自己肯定感
最後に、私の考えをお伝えします。
Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。
しかし長期の目標は、別のところに置いています。
「将来、生きていく力を身につけること」。
もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めることです。
なぜこの二段構えにしているのか。
合格したのに、入学後に目的を失ってしまう子を見てきたから。
もうひとつあります。不合格だったときに、費やした費用と労力の損得勘定を始めてしまい、子どもの頑張りを認められなくなる保護者を見てきたからです。
下位クラスで停滞している我が子を見ていると、この子は向いていないのではないか、と思えてくることがありますよね。
そんなことは、ないんです。
失敗のまま終わらせるから失敗なのであって、続けている限り、人は成功に近づいていく。私はそう考えています。

中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制
最後に、当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。
- 講師は採用後も研修を重ねています
- 代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理
- LINEによる毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポート体制
- 全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施、保護者向けグループコンサルを定期開催
- 合格までの道筋をまとめたオーダーメイドのマインドマップ
- 過去のライブアーカイブは200本以上
拠点は横浜市。Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。
「うちの子は、どこまで戻せばいいですか」
この質問に、お子さんの状況を伺ったうえでお答えします。いまの学年、通っている塾のクラス、直近の模試の様子をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。
EdenのLINEはこちらです。

著者プロフィール
居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー
私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。
- 指導歴19年
- 保護者との面談実績1500件以上
- Googleレビュー130件以上(平均4.7)
- 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
- 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする

