【中学受験】合格実績の数字の読み方|大手塾をタイプ別に比較して選び分ける
こんにちは。
中学受験をされるお子様の保護者の方で
複数の塾で迷っている、合格実績を見ても何が違うのか分からない…
という方はいませんか?
カリキュラムも宿題の量も違うと聞く。
けれどパンフレットに並んだ合格者数を見比べても、うちの子がその中に入れるのかは分からない。
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、
・中学受験の合格実績という数字を、どこまで信じてよいのか
・大手塾をタイプ別に比較したときの、向く子と向かない子
・上位層向けの塾に入れて埋もれる事態を避ける方法
についてお話しします。
ぜひ、最後までご覧ください。

中学受験の合格実績が塾選びの決め手にならない理由
まず、いちばん先にお伝えしたいこと。
合格実績は、その塾の平均的な子が出した結果ではありません。
上位の一部が出した結果を、塾全体の看板として掲げている数字です。
この仕事も19年になりました。保護者の方との面談は1500件以上。
その中で「実績の多い塾に入れたのに、うちの子は蚊帳の外でした」というご相談を、何度も伺ってきました。
数字が嘘だという話ではありません。
その数字が、自分の子の位置とは無関係のところで作られているということ。
一般的には、塾は合格実績の多さで選ぶものだと言われますね。ですが、Edenでは志望校の過去問で何点取れるかを見ます。
だとすれば、確かめるべきは合格者数の多さではないでしょう。
その数字が、どういう計算で出ているのか。ここを分解するところから始めてください。
中学受験の合格実績は延べ人数か実人数かで見え方が変わる
まず確認したいのが、人数の数え方。
一人の子が5校に合格すれば、延べでは5人分として数えられます。
上位クラスの数十人が複数校を受ければ、それだけで合計は大きく膨らみますよね。
塾によっては、講習だけ受けた生徒も実績に含めていることがあります。
見るべきなのは合計の数字ではなく、在籍者数に対して何割が受かったのか。
説明会でこれを尋ねて、はっきり答えられるかどうか。それだけでも塾の姿勢が分かります。

御三家の合格実績が上位クラスに集中する構造
難関校の実績ほど、この傾向ははっきりします。
多くの大手塾で、最難関を目指すクラスは選抜制。
そこに看板講師と教材と情報が集まりますから、実績も同じ場所から出てくるわけです。
ここは塾の運営として、責められる話ではありません。
限られた資源を配分する以上、当然の設計でしょう。
問題は、保護者がその数字を全体の平均として受け取ってしまうこと。
その実績が、うちの子が入るクラスから出ているのか。比較するときは、ここだけを見てください。
いまの塾の合格実績が、お子さんのクラスから出ているか確かめてみませんか
どのクラスで、どんな一週間を過ごしているのか。ここを整理するだけで判断は変わります。EdenのLINEから、お子さんの学年と現在の状況をお聞かせください。
中学受験の大手塾を比較する4つのタイプ
塾を実名で比べる意味は、あまりありません。
同じ看板でも、校舎によって講師も雰囲気も変わりますから。
比べるなら、運営の型で比べてください。大きく4つに分かれます。
進度が速い型|先取りで回せる子に向く
学年より先の内容へどんどん進んでいくタイプ。
理解が速い子には、これ以上ない環境です。
一方で、一度つまずくと戻る時間が用意されていません。
授業に追いつけない週が続いているなら、この型は合っていない可能性が高いところ。
演習量で押す型|手が動く子に向く
大量の問題をこなすことで定着させる考え方。
処理速度が上がり、テストでの安定感は出ます。
ただし、根本原理の説明が薄いまま演習だけが先へ進むと、授業の場では「わかったつもり」になりますよね。
家で一人になると解けない。この状態で量を増やしても、時間が消えるだけでしょう。
面倒見を売る型|自習の管理が必要な子に向く
自習室の常駐や補習を売りにするタイプ。
家庭で管理しきれないご家庭には助かる形です。
確かめてほしいのは、その面倒見が「見張り」なのか「指導」なのかという点。
座らせる仕組みはあっても、何をやるかの中身が決まっていない塾もあります。
少人数型|発言と質問の機会が要る子に向く
一人ひとりに目が届く反面、受け入れ人数に上限があります。
講師との相性がそのまま結果に出るため、誰が担当するのかを事前に確認しておきたいところ。

中学受験の塾でおすすめを人に聞いても答えが出ない理由
まわりの保護者に「どこがおすすめですか」と尋ねたことはありませんか。
返ってくるのは、その方のお子さんに合った塾の名前です。
面談を重ねる中で、成績が伸びない原因はだいたい次の4つに収まる、ということが見えてきました。
- 原因が見えていない
- 改善の方法がわからない
- 方法が見えても、家庭だけでは実行が難しい
- 本人のやる気が続かない
塾の名前を変えても、この4つは自動的には消えません。
つまり、おすすめを集めるより先にやることがあるわけです。
うちの子はこの4つのうち、どこで止まっているのか。
そこが見えて初めて、必要な塾のタイプが決まるんですね。
上位層向けの塾で埋もれないために確かめること
比較のときに、必ず確認してほしいことが3つあります。
- 授業のない日の学習内容を、誰がどこまで決めるのか
- 分からない箇所を、その日のうちに聞ける時間があるか
- クラスが下がったときに、どんな手当てがあるのか
3つ目を尋ねる保護者は、あまりいません。
けれど実際に起きるのは、入塾直後よりも半年後の停滞です。
そのときに何が用意されているか。ここで塾の性格がはっきり出ます。
中学受験で問われる内容には、4年生・5年生で習った範囲が多く含まれます。
6年生であっても4年生の教材に戻ることを、私はよくお勧めしています。
上位のクラスに置き続けるより、根本から理解できる位置に置くほうが早いからです。
一般的には、6年生は仕上げの学年だと言われますね。ですが、Edenでは5年生までは基礎まで戻り、6年生は志望校から逆算して絞ります。
当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。
元々高偏差値を取れているお子さん向けというよりは、本当は出来るのに偏差値30.40台にいるお子さんの可能性を伸ばしてくれるリモート塾だと感じます。

お子さんが埋もれていないか、第三者の目で見てみませんか
クラスの位置、課題の量、直近の模試。この3つを伺えば、いまの環境が合っているかをお話しできます。まずは状況をお聞かせください。
偏差値40から2か月で田園調布学園へ|合格実績には出てこない時間
以前、こんな生徒がいました。
入会したときの偏差値は40。真面目でおとなしい女の子でした。
ノートは誰よりも綺麗です。ただ、授業が書き取りの作業になっていました。
分からないところがあっても、授業を止めたら迷惑になると思って黙っている。
私が最初にやったのは、教えることではありません。待つことでした。
自分の言葉が出てくるまで、1分でも2分でも待つ。
2か月で偏差値は66まで上がり、田園調布学園に合格しています。
大人数の教室では、この1分を確保するのが難しくなります。合格実績の数字を並べても、そこは見えてきません。
模試の偏差値は、全国の受験生の中での位置を示す数字にすぎません。
実際の入試で問われるのは、その学校が出す問題だけ。
学校ごとに出題の癖は違いますし、合格に必要な得点も違いますよね。
だとすれば、塾の合格実績の合計よりも、その学校の問題のどれを取ってどれを捨てるかのほうが、合否には直接つながるでしょう。
2025年から2026年にかけては、オンラインの指導だけで麻布・駒場東邦・広尾学園・本郷・高輪・世田谷学園・栄光・洛星・六甲・北嶺・函館ラサールなどに合格者が出ました。
当会の数字も、同じ目で見ていただいて構いません。

塾選びの考え方|代表が話している動画
実績の数字の読み方をお伝えしてきました。
塾を選ぶときの考え方について、私が話している動画もあります。
数字の大小より、お子さんが毎週どんな時間を過ごすか。見ていただきたいのはそちらです。
ほかの合格者との対談も、こちらにまとめてあります。

中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制
最後に、当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。
- 講師は採用後も研修を重ねています
- 代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理
- LINEによる毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポート体制
- 私と専任講師のダブル体制
- 全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施、保護者向けグループコンサルを定期開催
- 合格までの道筋をまとめたオーダーメイドのマインドマップ
- 過去のライブアーカイブは200本以上
拠点は横浜市。指導はオンラインで全国に対応しています。
Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。
「うちの子は、いまのクラスで戦えていますか」
この質問に、お子さんの状況を伺ったうえでお答えします。いまの学年、通っている塾のタイプとクラス、直近の模試の様子をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。
EdenのLINEはこちらです。

著者プロフィール
居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー
私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。
- 指導歴19年
- 保護者との面談実績1500件以上
- Googleレビュー130件以上(平均4.7)
- 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
- 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする
