【中学受験】全落ちしたときに親ができること|不合格の伝え方とかける言葉

こんにちは。

中学受験をされるお子様の保護者の方で

全部落ちてしまったら、あの子に何と言えばいいのだろう…

という方はいませんか?

画面に並んだ番号の中に、我が子の番号がない。

隣で子どもが泣いている。かける言葉が、何も出てこない。

あるいは、まだ結果は出ていないけれど、最悪の場合を想像して眠れなくなっている。

そんな夜を過ごしている方もいるでしょう。

今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、

・中学受験に落ちた子の中で起きていること

・不合格を伝えるときに避けたい言い方とかける言葉

・この経験を失敗のまま終わらせないための考え方

についてお話しします。

ぜひ、最後までご覧ください。

中学受験で全落ちが起きたとき最初に知っておいてほしいこと

まず、いちばん先にお伝えしたいことがあります。

全落ちという結果は、お子さんの価値とは関係がありません。

受験を最後まで走り切ったという事実も、結果によって消えることはないのです。

この仕事も19年になりました。

保護者の方との面談は1500件以上。

その中で、不合格を経験されたご家庭にも数多く立ち会ってきました。

そこで見えてきたことがあります。

この経験がその子にどう働くかは、結果が出た日ではなく、その後の数週間で決まるということ。

同じ全落ちでも、そこから顔つきが変わっていく子がいます。

一方で、何年も自分を責め続ける子もいる。

分かれ目にあるのは、才能でも学力でもありません。

まわりの大人が、その結果をどう扱ったかです。

だからいま、あなたが言葉を探していること自体に意味があるんですね。

中学受験に落ちた子の中で起きていること

12歳が背負うには、この結果は重すぎます。

小学生にとって、中学受験はほぼ人生で初めての「自分ひとりが評価される場」でしょう。

そこで不合格という形が出ると、子どもはこう受け取ります。

自分がダメだったんだ、と。

大人なら、入試には相性も運もあると分かります。

しかし子どもには、その切り分けができません。

さらに苦しいのは、多くの子が親の顔色を見ているという点。

自分が落ちたことより、親をがっかりさせたことのほうを重く感じている子が本当に多いのです。

泣いている理由が、必ずしも学校に行けないことではない。

ここを分かったうえで言葉を選ぶかどうかで、届き方はまるで変わってきます。

いま、お子さんの様子をお聞かせいただけませんか

何をどう声にかければいいのか。ご家庭ごとに、お子さんの性格も状況も違います。EdenのLINEで、いま起きていることをそのままお話しください。売り込みのご連絡をすることはありません。

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中学受験の不合格の伝え方|最初の一言で受け取り方が変わる

結果を伝える場面について書きます。

短い時間ですが、ここは本当に大事なところ。

中学受験の不合格でかける言葉に迷ったときに避けたい言い方

まず、避けていただきたい言い方から挙げます。

  • 「大丈夫、気にしなくていいよ」
  • 「次があるから」
  • 「あそこはもともと厳しかったからね」
  • 「あのとき、もっとやっておけばね」

上の3つは、慰めのつもりで出る言葉でしょう。

しかし子どもには、この出来事をなかったことにされたと伝わります。

自分がこれだけ苦しいのに、大したことではないと言われた。そう受け取ってしまうわけです。

4つ目は論外。

原因の話は、この日にする話ではありません。

中学受験の不合格でかける言葉|結果ではなく過程を名指しする

では何を言えばいいのか。

一般的には「頑張ったねと声をかけてあげましょう」と言われます。

ですが、Edenで保護者の方にお勧めしているのは、結果に触れず、過程を具体的に名指しすることです。

  • 「毎週日曜、朝早く起きて塾に行ってたよね」
  • 「12月、熱があった日も算数だけはやってたね」
  • 「最後まで諦めなかったの、お母さんはずっと見てたよ」

抽象的な「頑張ったね」では届きません。

日付や場面が入って初めて、子どもは見てもらえていたと感じます。

もうひとつ。

言葉が出てこないなら、無理に言わなくていいのです。

隣に座る。背中に手を置く。それだけで十分伝わります。

沈黙は失敗ではありません。焦って言葉を埋めるほうが、かえって傷を深くすることがあるんですね。

中学受験の不合格が辛いのは親も同じ|自分の感情をどう置くか

ここは、あまり語られないところ。

お子さん以上に、保護者の方が傷ついていることが少なくありません。

何年も送り迎えをして、教育費の負担も引き受けて、家庭の時間の多くを受験に注いだ。

それが形にならなかったとき、費やした費用と労力の損得勘定が始まってしまう。

これは人として自然な反応です。責めるつもりはまったくありません。

ただ、その勘定が始まると、子どもの頑張りを認められなくなります。

不合格だったご家庭で、この状態に入ってしまう保護者を私は何人も見てきました。

だからこそ、自分の感情は自分で扱う場所を持っていただきたい。

子どもの前で泣かないようにする、という意味ではありません。

悔しさや後悔を、子どもにぶつける形で処理しないということ。

配偶者でも、友人でも、私のような第三者でも構いません。

親の感情を受け止める相手が別にいるだけで、子どもへの声かけは驚くほど変わります。

一般的には、塾や家庭教師の仕事は勉強を教えるところまでと言われます。

ですが、Edenでは保護者の方の声かけや、管理しすぎない環境づくりも指導の範囲だと考えています。

保護者の方の話も、遠慮なく聞かせてください

お子さんのことではなく、ご自身の気持ちのお話でも構いません。誰にも言えないまま抱えている方が本当に多いところです。EdenのLINEはこちらです。

https://page.line.me/394xhbmi

中学受験の不合格後の声かけ|数日後から数週間後に生きてくること

結果の日を越えると、次は日常が戻ってきます。

ここからのほうが、実は長い。

いくつかお伝えしておきたいことがあります。

ひとつ目。受験の話題を家庭から消さないこと。

腫れ物に触るように避けると、子どもは「触れてはいけない失敗」だと学習します。

普通の話題として出せる家であってほしいのです。

ふたつ目。進学先を悪く言わない。

親が心の中で第二志望を下に見ていると、それは必ず子どもに伝わります。

行くと決めた学校が、その子にとっていちばんの学校。

そう扱われた子は、入学後に伸びますよ。

みっつ目。比較の場から少し距離を置く。

同級生の合格の話が耳に入る時期です。

無理に情報を集めにいく必要はありません。

当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。

第一志望校こそ逃しましたがご縁のあった中学校の入学に向けて、息子とワクワクドキドキ過ごしています。

こういう受け止め方ができたご家庭のお子さんは、進学後の伸びが違います。

中学受験で落ちた経験を失敗のまま終わらせない考え方

私の考えをお伝えします。

Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。

しかし長期の目標は、別のところに置いています。

「将来、生きていく力を身につけること」です。

もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めること

なぜ二段構えにしているのか。

合格したのに、入学後に目的を失ってしまう子を見てきたから。

不合格のあと、親子ともに立ち上がれなくなった家庭を見てきたからでもあります。

短期の目標だけを置いていると、結果が出なかった瞬間にすべてが崩れてしまうんですね。

私が繰り返しお伝えしている考え方があります。

失敗のまま終わらせるから失敗なのであって、続けている限り、人は成功に近づいていく。

いまは信じられないかもしれません。

それでも、あの1年で身についたものは残ります。

毎日机に向かった習慣。分からない問題を前に粘った時間。目標を自分で選んだ経験。

これらは、合否とは無関係に、その子の中に置かれたままです。

中学入学後の学習でも、高校受験でも、大学受験でも、必ず出てきます。

私は、中学受験で不合格を経験した卒業生が、その後の場面で結果を出していく姿を何度も見てきました。

中学受験の指導と卒業生の声を動画で公開

言葉だけでは伝わりにくい部分もあるでしょう。

当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。

どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。

日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。

https://youtube.com/@gyakuten_goukaku

中学受験の結果を一緒に受け止める場所として

最後に、どんな立場からこれを書いているかを記しておきます。

私は横浜市を拠点に、中学受験専門のプロ家庭教師として19年やってきました。

代表である私が、すべての生徒とすべての講師を見ています。

LINEでの毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポートを、私と専任講師のダブル体制で行う形です。

Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。

2025年は、オンラインの指導だけで、麻布・駒場東邦・広尾学園・本郷・高輪・世田谷学園・栄光・洛星・六甲・北嶺・函館ラサール・桐光学園・桐蔭学園・森村学園・開智所沢・横浜創英・横浜雙葉・鎌倉女学院・穎明館・神奈川大学附属・城北・清風・日大豊山・安田学園・帝塚山・逗子開成・鎌倉学園・大宮開成・高槻・岡山白陵などに合格者が出ました。

こうした実績を並べたのは、勧誘のためではありません。

合格したご家庭も、そうでなかったご家庭も、同じだけ見てきたとお伝えしたかったからです。

いま、話を聞かせてください

何かをおすすめするためのご連絡ではありません。お子さんが今どんな様子なのか、ご自身が何を抱えているのか。それだけお聞かせいただければ十分です。言葉が整理できていなくても構いません。

EdenのLINEはこちらです。

https://page.line.me/394xhbmi


著者プロフィール

居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー

私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。

  • 指導歴19年
  • 保護者との面談実績1500件以上
  • Googleレビュー130件以上(平均4.7)
  • 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
  • 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする

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