こんにちは。
中学受験をされるお子様方は、これから冬にかけて、入試対策にスパートをかけていくと思います。
また、小学5年生以下の方は、志望校を決めたりもするでしょう。
中学受験はもちろん、毎日コツコツ勉強することが大事なのですが、
勉強以外にも、大事にしてほしいことがあります。
それは「あいさつ」です。
あいさつをする品位のある子は、成績が伸びる子が多いです。
今回はプロ家庭教師のEdenが、あいさつと中学受験の関係について話したいと思います。
あいさつができる子供は成績も上がります
有名中学合格者の家庭を訪問する中で驚かされたことがあります。
それは両親はもちろん子供も本人も、初めて会う私にきちんとあいさつができる子が多いということです。
両親などはこちらが押しかけてきているのに、
「遠いところ、わざわざすみません」と出迎えてくれて、帰りには、「参考になる話ができましたでしょうか」と言いながら見送ってくれます。
そういったご家庭には品があり、子供も私の目を見て、
「ほんとはもっと遊びたかったけど、合格できたので両親のおかげだと思っています」
「努力したら願いは叶うということが分かったので、自信がつきました」
などと、12歳ながら、大人顔負けのコメントをしてくれます。
「品格のある子は学力が伸びる」
これは、昔、ある大手進学塾が首都圏を走る電車の中吊り広告に大きく打ち出していたキャッチフレーズですが、
まさしくその通りです。
私自身も、品格のある子はだいたい頭のいい子という実感を合格者のご家庭を訪れるたびに感じます。
しかしながら、一部には例外もあります。
きちんとあいさつができて私の目を見て話ができる子供もいれば、正反対の子供もいます。
どちらも難関校を突破できたという点では、「見える学力」はある子なのですが、
「中学生になってもまともなあいさつできない」
「自分の意見をしっかりと言えない」
これでは先々、仮に難関の大学に合格できたとしても、
社会人としては成功しないのではないかと心配してしまいます。。
そうならないために不可欠なのが品格であり、
その基本となるのが、初対面の相手とでもきちんとあいさつが交わせるということです。
あいさつができる子には素直な心が育ちます。
素直であれば第三者の声に耳を傾けることで切るので、伸びる可能性が高くなります。
第三者のアドバイスを受けいれ、(確かに今は我慢のしどころだ)などと思うので、強くもあります。
子供があいさつをするためには?
「あいさつは学力の基本です」
とは有名中学関係者からしばしば聞かれる言葉ですが、
子供がきちんとあいさつができる子にするためには、
まず、両親が日ごろから率先して気持ちのいいあいさつをする人間になるのが一番です。
・おはようございます
・ありがとうございます
・失礼します
・すみません
これらの四つの頭の文字を取って、「オアシス言葉」と言います。
「おはよう」は気持ちよく一日をスタートさせる言葉です。
「ありがとう」は感謝の気持ちを簡単に示せる言葉ですし、「失礼します」も家庭で使う頻度こそ少ないですが、他人に配慮する大切な言葉です。もちろん「すみません」も素直な心を育む言葉です。
これらを、「あいさつぐらい、ちゃんとしなさい」
などと言う前に両親が率先して使うような家庭であれば、子供が品格ある子に育ち、その学力も伸びてきます♪
記事公開日・最終更新日:7月12日