こんにちは。
中学受験をされる方は、今年の夏休み、勉強を頑張ろうと意気込んでいるころだと思います。
夏から秋にかけて、過去問を解いていったりと、いよいよ受験勉強らしい受験勉強を子供たちはしていくわけですが、もちろん、保護者の皆様のサポートも中学受験には必須です。
しかし、親のサポートと言っても、どこまで子供の勉強、模試に、干渉していいのか?
など、分からないことがあると思います。
そこで今回はプロ家庭教師のEdenが、中学受験でお子様が成功するための適切な親のサポートについて話します。
中学受験における適切な親のサポートとは?
適切なサポートの出来る親になるために、どうすればいいでしょうか?
①ペースメーカーとして子供の学習管理ができる
受験という初めての行程を歩いていくのは、誰しも不安です。
しかし、「今はゆっくり歩いていきましょう、スパートするのは、まだ先です」
といった助言を誰かがしてくれれば、不安は消えていきます。
保護者のみなさんには、この、「ペースメーカー」になってほしいのです。
それは、「特別なこと」ではありません。
「来週の日曜日は模擬試験ね。勉強もいいけど、体調も気を付けてね」といった、押しつけがましくない一言が、良いペースメーカーになるのです。
②子供の長所、短所が分かっている
「子供は、成長と共に変わる」ということです。
この変化を受け入れながらも、「長所・短所」と上手く指摘できることが大切なのです。
また、幼稚園の時など、昔とは違う、「長所・短所」に注意を払ってください。
例えば、「1度できたら練習しないくせがあったよね。でも、先生と面談したら以前よりはケアレスミスが減ってきた、という話だったよ。よかったね」という風に。
「長所はほめる。短所は、克服できるような『いい話』を交えて指摘する」
ことができるのは、親にしかできないことなのです。
③長い目で子供の将来を考えている
子どもにとっての親は、最も身近な「社会人」です。
その社会人からの社会の実情を踏まえた将来の話は、子供にとっての将来像の醸成に寄与するでしょう。
そして、高く大きい将来を実現するには、「試練や競争」が避けては通れないことを、やはり親だからこそ伝えられるのです。(小学生だと、そこまで話すのは早いかもしれませんが)
よく、保護者との会話で、「ウチの子はいくら話しても聞いてくれないですよ」
「うん、うんと返事はするけれど、聞いてくれているのなら…」と、こぼされていることがありますが、聞いていないように見えて、実は、親の話はかなり「響いて」いると思っていただいて結構です。
教師の立場からすると、生徒と二者面談をしているときに、そのことがよくわかるのです。
適切「じゃない」親の態度とは?
とはいえ、正直「それでは困ります…」という保護者様もいらっしゃいます。
・あまりに心配で過干渉
・子供に期待をかけすぎている
・口ではうるさいのに、態度や行動は甘い
・先回りして障害を取り除いてしまう
などが挙げられます。
なかでも、「口はうるさいのに、態度や行動は非常に甘い」「先回りして障害を取り除く」は、子供の成長には「妨げ」でしかありません。
これらは、「子供が幼いながら少しずつ親離れしようとしているのに、親が子離れできない」ケースです。
どうか「親が子供の心配をして何が悪い!」と怒らないでください。子供から大人になる年齢・タイミングは個々人で異なります。
その「タイミング」を見誤らないでください。ということです。
今回は保護者向けの記事でした。
是非参考にしてください!♪
記事公開日・最終更新日:2021年6月26日