こんにちは。
中学受験をされる方々は、この夏休み、勉強を頑張っている事だと思います。
しかし受験とは、勉強だけを頑張っていればいいというわけではありません。
体調管理も受験の一部です。
特に夏は、熱中症という体調を崩す天敵がいます。
毎日30℃を超えるこの夏、充実した受験生活を送るためにも、暑さへの対策をとる必要があります。
特に今年は、コロナでマスク着用という事情もあるので、例年に増して注意が必要です。
子供は大人より熱中症にかかりやすい
まず、子供は大人より体温が高めです。
また、子供は背が低く、地面からの反射熱を強く受けてしまうのです。
なので、中学受験をされる受験生は、大人より、熱中症に気を付ける必要があります。
熱中症を防ぐために意識したいのが「睡眠」と「水分補給」。
睡眠につきましては、過去記事に紹介しています。
→【中学受験】夏バテ予防の快眠は「暗さ」「静けさ」「温度」がカギです
そこで今回はプロ家庭教師のEdenが、熱中症を防ぐための水分補給のコツを話したいと思います。
「どれくらい」「いつ」飲むのか
まず、どれだけ水分補給をとればいいのか?
1.5リットル以上が望ましいでしょう。
でも、1.5リットルきちんと水分をとっている小学生は、中々いないと思います。
それも、勿論、一度に1.5リットル飲むわけではありません。
複数回に分けて飲むといいでしょう。
そのおすすめの水分補給のタイミングはこちらです。
・寝起き
・朝食・昼食・夕食
・運動前後
・入浴後
・寝る前
食事の際と、運度前後は、気を付けなくても水分をとるとは思いますが、
見落としがちなのが、寝起き、入浴後、寝る前です。
なぜこの時間に水分をとったほうがいいのでしょうか?
まず起床後、寝る前について。
起床後は、一日の中で最ものどが渇きやすい時間帯です。
就寝中は呼吸、汗としての蒸発で水分が失われていきます。
汗の多い・少ないは時期によっても違いますが、一晩で冬でも100ml(コップ半分くらい)、夏なら200ml~多い人なら1リットル近くも汗をかいている人もいるんです。
次に入浴後。
入浴は汗をかきます。
シャワーだけならそこまで汗をかかないのですが、湯船につかると人は500mlほどの汗をかくのです。
なので、そこで失われた水分を、とりましょう♪
「とりかた」のコツ
水分補給の取り方にもコツがあります。
まず、ゆっくりと飲むこと。
どんなものでも一気飲みは体に負担がかかります。
また、冷たい水を急に流し込むと胃が驚いてしまいます。
特に硬水の場合は、味わうようにゆっくりと飲むことでミネラルも吸収されやすくなります。
次に、冷たい水を飲まないことです。
暑い時、学校から帰ってきたときなどは、冷たい水を飲みたいものですが、冷たすぎると胃に負担がかかり、効果的な水分補給といえません。ぬるま湯とはいいませんが、冷たすぎるものを一気に飲むのは控えた方がいいです。
水分をしっかりとって、体調を万全にしましょう!
記事公開日・最終更新日:6月10日