こんにちは。
中学受験をされるお子様は、この時期勉強を頑張っていることだと思います。
中学受験を親が指導する際よく「子供を褒めましょう」と言います。
しかし、他人の迷惑になっているとか誰かを傷つけているとか、約束を守らない、うそをついているなどのケースは、放っておくと問題が深刻化しますので、
子育てをなさっている以上、場面によって叱る必要はありますよね。
そして、「叱る」場面においても、子供が言う事を聞いてくれない時がありますよね。
そんな時、親としてはどのように、対応すればいいのでしょうか?
今回はプロ家庭教師のEdenが、親なら知っておきたい子供への正しい「叱り方」を話していこうと思います。
「引くこと」が叱る際のポイント
よく私の生徒でもいるのですが、
怒られたらふてくされるタイプの子、いますよね??
反抗期の子供の特徴は、「自分は間違っていないのに、お母さんが・・・」という言い方をするところです。
実はそういう子、失敗した自分を認めたくないがために、
いろいろな言い訳を自ら納得させていることに
気づいていないのです。
うまくいかないことを他人や、世の中のせいにしても、何一つ解決になりません。
結局は、同じ失敗を繰り返してしまい、その度に「自分は悪くないのに」とイライラしてまわりに当たってしまうのです。
そんな子供に、大人が強気に出ても逆効果です。
そういうときに効果的なのが、
ゆっくりと話を聞いてあげるということです。
我慢するのは大変ですが、「負けるが勝ち」という言葉もあります。
心理学では、「相手に強く拒否されたときは、いったん手を引いてみるのもいい」といいます。
すると、まだ強気で押してくるだろうと思っていた相手は、この一言に意表をつかれます。
人は、自分を尊重してくれた相手には自分もそれに応えようとする心理が働くのです。
子供の反抗の内容が稚拙でも、しばらくは聞き役に徹することも大切です。
一番ストレスなのは、実は「叱る」ほうなので、上手にしかるには、ある程度心の余裕も必要です。
心の余裕を持つには、親もストレスを溜め込まず、
その度ごとに少しずつ発散するように心がけたほうが良いでしょう♪
同族嫌悪はいいことなし!
また、もう一つイライラが溜まった時にチェックしたいことがあります。
他人に対する不満は、実は自分自身に対して抱えている不満の「投影」と呼ばれる行動です。
自分の嫌いな面を相手の行動の中に見出して、
自分を嫌いになる代わりに相手のことを非難してしまうのです。
また、親子ゲンカや、兄弟ゲンカというのは、自分に似ている部分が多いから起きやすいのではないかと思います。
ですので、日頃から食事の際にでも、思っていることを聞いてみるのも良いかと思います。
これを心がけるだけで、家庭環境もだいぶ変わってくると思いますので♪
中学受験は「家族の受験」ともいわれています。
家族一丸となって入試に向かったときには、大きな飛躍が待っています。
家族がひとつになり、目標に向かっていることを意識し、
気持ちを高めるのが一番大事だとおもいますよ♪(*^_^*)
記事公開日・最終更新日:6月1日