こんにちは。
突然ですが、受験生を持つ保護者の方に一つ、質問です。
お子様の、その日の勉強内容、勉強時間は、日替わりになっていないでしょうか?
それとも、毎日ある程度は同じでしょうか?
やはり、たくさん勉強しているけれど成績が上がらないという生徒は、
「日替わり」で勉強している方が多いです。
結果に結びつかない勉強はもったいないです……。
ずばり、これから夏にかけての成績アップのコツは、「ルーティーン」です。
今回は、プロ家庭教師のEdenが受験における「ルーティーン」について話していこうと思います。
成績を伸ばすには、「ルーティーンワーク」が必要です。
私も長くこの仕事をしていますと、偏差値が高い子と、
そうでない子の違いの原因がだんだん分かってきました。
それは「ルーティーンが出来上がっているか、否か」ということです。
偏差値が高い生徒は、なぜか勉強時間、遊ぶ時間、習い事、食事と、
毎日やることが明確に決まっており、本人もこの時間になったらこれをしなくちゃいけない!
と体がうずくようです。
もはや、仕事のルーティンが出来上がっている状態で、感心してしまいましたね。
それに比べて、勉強ができない子は、毎日やることが日替わりで、行き当たりばったりな
生活のように見受けられました。
偏差値が60ある彼のルーティンは、
「毎朝決まった時間におきる→決まった時間に集中→授業に挑むときは、完全に頭が働いている」
という一連の流れができていて、
脳にも行動にもモチベーションにも良好なのだと思いました。
頭のウォーミングアップが中心かもしれませんが、
ある程度「本番並みの全力投球」
(例えば、自由英作文をしてみるとか、模試問題の算数の大問1題を解き直す、など)
をしたうえで、一日が始まる。
そんな、朝の習慣を作ってしまえば、
「無駄な一日」というのがなくなっていくのだなと思います。
「朝に、1時間、しっかりと頭を働かせる時間をつくる。そして、
そのためにも、食事着替え、身だしなみなども含めて、自分の一日が始まるまでの時間をルーティン化してしまい、ペースを乱さない」
これを実践するためには、前夜、いつまでもダラダラと夜更かしをしててはいけません。
昼にできるだけ集中し、日付が変わるころには、就寝する。
一日を朝から活かすには、そのサイクルを確立してしまうことが大切なのです。
「ルーティーンワーク」はメリットだらけ!
ルーティーンワークのメリットには、「成績をあげる」だけではありません。
「勉強が嫌でなくなる」というメリットがあります。
「ルーティーンワーク」を始めたばかりのころは、その決まりに従うのに抵抗を感じることでしょう。
しかし、3週間くらい継続していくと、徐々に嫌な感覚はなくなり、3カ月もすればまるで歯磨きをするかのように「ルーティーンワーク」をこなしていけるようになります。
つまり、「勉強が嫌」という感覚を持たずに、勝手に勉強している状態になるのです。
受験生にとっては、最高の状態といえるでしょう。
また、もう一つ、無駄な緊張を試験本番に臨むことができる、というメリットもあります。
試験本番、「いつも通り解けば大丈夫」と子供は言われますが、
その「いつも通り」を作るために、「ルーティーン」、特に「朝のルーティーン」が必要なのです。
朝、いつもと同じ行動をすることで、変に、試験本番だからと気負うことなく、いい感じの緊張感で試験に臨むことができます。
イチロー選手も、打席に立つ前に、
「一度、素振りを入れて、手首と足首を回し、次に、屈伸をし、バットで左右の足を軽く叩き、最後に、投手の方向に向かってバットを立てる」
という彼なりのルーティーンをこなしています。
バスケットボール選手が、フリースローを打つ前に、ボールを二回ほど突く動作も、ルーティーンの一種です。
「本番」をいつも通り迎えるためにも、「ルーティーン」は大事です!
「ルーティーン」を邪魔するものもあります!
注意してほしいことに、「ルーティンを阻害する要因」もあります。
望ましいペース作りを阻害するものには、ゲーム、受験とは関係のない友人関係、
趣味への思わぬ没頭です。
しかし、意外と、
「勉強やってるの?」
という親の声が「最大の障害」という受験生が圧倒的に多いですので、気を付けましょう♪
ポイント:早寝、早起き、プラス思考が最も合格には大切です☆
毎日、コツコツと積み上げていったひとにしか、幸運の女神は微笑みませんから、
気を抜かずに、一日一日を大切にしてくださいね♪
最後に
家庭教師のEdenには、子供のやる気を引き出すプロが結集しています。
ぜひ、講師紹介ページをご覧ください。
今日は「脳のスペックを上げるため、受験生は音読をしよう」について話しました。
ぜひ参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日:2021年5月27日