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【中学受験】6年になって成績が下がる子は、「応用力」が足りていません。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

6年生になってから急に成績が下がった…

という方はいませんか?

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

  • 公式を覚えるだけでは問題は解けない!
  • 公式の応用力は、「図に言い換える」ことで鍛えよう

についてお話しします。

ぜひご覧ください。

公式を覚えるだけでは問題は解けない!

6年生からは通用しない

「4、5年の模試ではいい成績を取っていたはずなのに、
6年になってから急に成績が下がった…」

そんなお悩みをお持ちの方も多いはず。

実は、4、5年生の模試に出る問題というのは、
「公式を覚えれば解ける」問題が多いのです。

塾で教わった問題を、
教わった通りの解き方で解けば、正解できます。

しかし、6年生になってから出る問題は、
公式以前の「思考力」を問う問題。

公式暗記では通用しないのです。

ひらめきは急には出てこない

「でも、公式を覚えて解けないって、
天才的なひらめきが必要ってことなの?

いいえ、そうではありません。

ほとんどの問題は、
地道に考えることによって解くことができます。

ひらめきを要求する問題もいくつかありますが、
天才である必要はありません。

それよりも、
「考える力」が身についているかが、大切なのです。

公式の応用力は、「図に言い換える」ことで鍛えよう

まず、公式の理由を理解しよう

では、公式を応用する力は、
どのように身につくのでしょうか。

まずすべきことは、
公式を暗記する前に「なぜ、その公式が成り立つのか」
を理解することです。

例えば、約数の個数の公式。

機械的に暗記することは可能ですが、
「なぜ、そのような式になるのか」
を説明できる子とできない子の差ははっきりと分かれます。

公式を、理解して暗記しているかを
チェックしましょう。

公式を「図に言い換える」

次のステップは、公式を図に言い換えてみましょう。

ほとんどの場合、公式は文字の羅列ですよね。

しかし、文字の羅列というのは、
いざという時に融通が効かない場合が多いのです。

むしろ、図に書いた方が、応用が利きます。

試験場で役に立つのは、
直感的な把握を可能にする「図をかける力」なのです。

また、文字の羅列としての公式を、
「図」に翻訳する作業は、
本質的な理解をしない限りできない行為です。

公式を図に言い換えようとする中で、
自然と公式の本質的な理解が進むのです。

今日は「6年生になって成績が下がる子は、応用力が足りていない」について話しました。

ぜひ参考にしてください。

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2021年4月25日