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【中学受験】算数の解法の、正しい学習方法を話します。【暗記はNG】

 

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、

うちの子、算数の解法が中々身につかなくて、困っている…。

という方はいませんか?

 

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

 

  • 算数の解法の、正しい学習方法

 

を話します。

是非ご覧ください。

 

忙しい中、何とか身につけましょう。

 

塾で先生の解説を聞くし、家で勉強もするけれど、
算数の基本的な問題すら解けないというお悩みを持った方は、多くいます。

 

そんな子は、計算がそもそもできていないという子と、
解法が全然分からないという子がいます。

計算ができていない子は、そこから頑張る必要がありますが、

【中学受験】算数の50%は「計算力」で決まる4つの理由を話します。

【中学受験】3年生の内に、計算を一通り学ぶべき3つの理由を話します。

解法が分からない方の方が多く、そしてそこは、
親御さんのちょっとしたコツで、対策が可能です。

 

 

ハイスピードで進みます。

やはり集団塾の塾は、ハイスピードで進みます、、

特に長期休みは、めちゃくちゃ塾に行く日が多いです。
それに伴って、進む単元の量もかなり多いです。

週に3、4単元ほど進むときもあります。

 

四谷大塚や日能研もそうですが、特にサピックスの生徒は、
皆頭を抱えているように見えます。厳しい世界です。

 

 

機械的になります。

また、更に苦しめられるのは「塾の宿題」です。

 

授業量が増えると同時に、宿題も増えるとなると、
精神がパンクしてしまい、ついつい宿題を解くときも、ただ手が動くだけで、
機械的な作業になってしまいます。

 

よって、そもそもの原理を分からず、
テストになると全く分からないというケースが続出します。

 

そこから、家庭教師や個別指導に教えてもらって、
いちから復習していくというパターンが多いです。

 

公式だけ暗記はNG

 

子供が機械的に学習してしまう傾向としては

 

「これ、何の公式だろう…?」といった発言をしてしまう時。
こういうことを言う時は、大体、公式のみを暗記して、その場をやりすごそうとしています。

 

こうやって公式を暗記しても、
結局テストや模試では何の意味もありません。

 

 

使えるのが大事。

公式の暗記より、理解して使うことの方が大事です。

 

ちゃんと理解をしていれば、小難しい公式まで暗記する必要がありませんし、
根本が分かっているので復習も楽です。時短です。

 

しかし、公式は暗記しているけど、理解できていないのは、
使いこなせていないということです。

 

子供がそれを理解するためには、
「なぜ、その式をそのタイミングで使うのか」を確認していく必要があります。

 

 

子供に聞きましょう。

ここで親御さんが出番です。

子供が算数を学習している時に

 

 

などと、子供に質問するのです。
ここでしっかり答えられたら、きちんと理解している証拠です。

 

例えばつるかめ算。

「違う2つのことが混ざっている時は、別にして計算すると分からなくなる。
だったら、1つのもので最初計算した方がいい」

と、そんなことを言えたらOKです。

 

そうして確認していけば、
ひとつひとつの単元を、しっかり理解できます。

 

基礎を身につける頃はこれが大事です。

 

良い思考が身につきます。

親がこういう風にアドバイスすると、
「公式を使う理由とそのタイミング」を子供が考えて解くようになります。

 

これができる時点で、
他の類題や応用問題も解けるようになります。

 

 

選ぶのも大事です。

とはいえ、全ての単元を、
親がこのようにサポートしているのは現実的ではありません。

 

「この単元は子供一人でできる。でもこれはちょっと苦手そうかも」

と、サポートするところを選ぶのも大切です。

 

もしお忙しいなら、個別指導や家庭教師を使うのも、おすすめです。

 

とはいえ、解説するわけでもなく、
ただ解き方を聞いていくだけなので、勉強に自信のない方も、簡単にできることでしょう。

今日は、算数の解法の正しい学習方法時について話しました。

 

是非参考にしてください。

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年2月4日

 

参考・引用

『もう悩まない中学受験 成績アップと合格をかなえるコツとわざ』,小川大介,2017