こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供がカンニングしてしまった…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 子供がカンニングをした時、親はどう指導すればいいか
について話します。
是非ご覧ください。
1回叱れば十分。
カンニングはしてはいけないと学校で伝えられますが、
やはりどうしても、カンニングしてしまう子は一定数います。
卑怯な行為です。
そもそも、もちろん、
カンニングとは、卑怯な行為です。
カンニングなどという卑怯な手段はだめだと、
親からもそもそも子供に伝えるのは大事です。
なので、カンニングをしたときには、
そのことに対して叱ることが大事です。
とはいえ、
そもそも大人に教えられる前に子供は、
カンニングがしてはいけないことだと、知っています。
1回叱れば十分です。
確かに親としては、ショックなことですが、
何回もしつこく言ってもしょうがないことです。
「カンニングはダメでしょ」と、
一度しっかり叱れば、それで十分です。
子供の気持ちを考えよう。
そして叱ると同時に、
「子供はなぜ、カンニングをしてしまったのか」
と、子供の気持ちを考えてみましょう。
中学受験をするすべての生徒は、
良い偏差値、良い順位をとらないといけないと、精神的に追い詰められています。
その中で、
- この前いい点を取った時、お母さんが喜んでくれたから…。
- この前悪い点を取った時、怒られたから…。
など、子供が親の為に色々考えています。
判断力が未熟です。
そんな、親の為を想うピュアな想いがある一方で、
子供にはしてもいいこととしてはいけないことの判断力が未熟なせいで、
このようなズルをしてしまったのだと思います。
追い詰めるのはNG
だとすれば、再発防止のために親がとるべき行動は、
カンニングを責めてさらに精神 的に追いつめることでなく、
「君が努力した成果なら、どんな点数でも、お母さんもお 父さんも誇りに思うよ」と伝えることです。
ズルをしないといけない状況。
カンニングの他にも、
例えば答えを写して宿題を仕上げてしまうケースも、
何らかの
「ズルをしないといけない状況」
に子供が追い込まれていた可能性があります。
- レベルが合わなさ過ぎて全然解けない。
- 多すぎる。
などなど、まずは子供の状況を考えることがおすすめです。
話し合いましょう。
やはり、一回叱って、子供の気持ちを考えて、
最終的には子供となぜカンニングをしたのか、話し合うことがおすすめです。
また、
「カンニングしたいのなら、その気持ちをちゃんとお母さんに話しなさい。
そしたら一緒に考えよう」
と、言う事です。
今日は、「子供のするカンニング」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年11月15日
参考・引用
『中学受験「必笑法」』,おおたとしまさ,2018