こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
男子と女子でやっぱり、何か学歴か学力の差はあるんだろうか?
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 男子と女子、性別によって出る学歴・学力の差
について話します。
是非ご覧ください。
学歴の違いは?
男女の勉強の違いについて、
まずは学歴から考えます。
合格者の違い。
私が子供の頃には、
難関校を受ける男子、女子間の学力は、ほぼゼロだったと記憶しています。
しかしそのご、高校3年生になると、
難関男子校から東大へ行く子と、難関校女子校から東大へ行く子、
両者を比べると、前者の方が圧倒的に数が多かったのです。
「女子は主婦」の考え
なぜそんなことになっていたのか。
昔は「女の子は、就職してもいずれ結婚して退職し、主婦になる」
そんな価値観があったからでしょう。
将来仕事において有望なのに、そこそこの学力の大学を卒業し、
就職後、まあまあお金がある家に嫁ぐのが一番いい。
こんな考えです。
そう。昔は女性は仕事を頑張っても、評価されにくい時代でした。
それを考えると、主婦になった方が幸せと考えるのも、納得がいきます。
性差がなくなってきます。
とはいえ現在は、女性だって仕事で上を目指せる社会です。
東大や医学部など、30%くらいが、女性になってきました。
まだ半々ではありませんが、一昔前は、10%もいなかったのです。
以上の事から、現代は、
男女の学歴の差は、解消されていく流れだといえます。
中学受験期の男女は…?
では、中学受験時代の男女の学力の差について考えてみます。
女の子の方が優秀です。
皆さんお分かりだと思いますが、
女の子の方が、基本的には男の子より学力があり、優秀です。
これは、脳の成長の問題です。
女の子の方が、脳の成長スピードが早いから、こうなるのです。
男の子は成長です。
とはいえ、小学校高学年くらいから、
男の子の脳も十分に成長してきます。
男の子のお母さんは、女の子に学力で追いつけてない現状に不安を抱えていますが、
10代で男の子が急成長してくるのであまりに心配するのはいけません。
親のフォローが必要です。
親としては、男の子が幼いころ、女の子と比べて自信喪失しないように、
フォローをすることが求められます。
「女の子に負けちゃって!」と責めるのはNG.
「いつか追いつくから安心して」と、しっかり声をかけてあげましょう。
女の子には自信を。
また、女の子には、幼いころから褒めて自信をつけさせ、
楽しく勉強させることがおすすめです。
そうしていけば、東大などの国公立が十分目指せます。
後々男の子に抜かれるかもしれないと、
そんな不安は今は考えず、調子のいい時期は、褒めてどんどん成績を伸ばしちゃってください。
今日は「学歴、学力における男女の性差」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月9日
参考・引用
『子どもの一生を決める失敗しない中学受験入門』,和田秀樹,2014