こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
学校でいじめがあるかもしれなくて、
うちの子がいじめられるのではないかと不安…。
という方はいませんか?
しかし、そんな方に知っていただきたいのは、
塾に通って中学受験を頑張ることは、いじめの対策に十分なっているということ。
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 中学受験をすることは、有効ないじめ対策の手段
であることを話します。
是非ご覧ください。
中学受験はいじめに効きます。
いじめ問題はずっと話題になっていますが、
中学受験をすることが、いじめに対する有効な対策の一つであると言えます。
ストレスに対する心のマネジメントが上手かったり、
自分の逃げ場をつくることが可能なのです。
皆は自殺しません。
いじめで自殺してしまう子もまれにいますが、
もちろん、全員が全員、自殺するわけではありません。
私が子供の時は、中学受験する子はマイノリティでした。
通塾がばかにされたり、中々みんなと放課後遊ぶこともできず、苦労したと記憶しています。
受験後、中学に入って周りに聞いてみても、
小学校時代、そういう不遇な経験をした子は、多かったと思います。
とはいえ、自分の周りには少なくとも、
自殺願望を持っている子はいませんでした。
なぜでしょう。引きこもりや、不登校もなかったそうです。
いじめに強くなる可能性。
もちろん、中学受験をすればいじめをカンペキに防げるというわけではありません。
昔と現在ではいじめのやり方も変わってきましたし、いじめは最初からないほうがいいのは当たり前。
しかし、中学受験をした方が、
しないよりも、いじめに対して耐性が強いと思うのです。
いじめを受けて、そのままメンタルが病んでしまう子は、
そのストレスを逃がす場所がないのです。
学校が自分にとって全ての子にとっては、
学校でいじめられると、世界の終わりのように思えるのです。
別の世界です。
しかし、中学受験をする子は、「塾」という、
学校とは違うコミュニティ、友だちがあります。
また、いじめをする子は、勉強ができない子で、
できる子は、そんなバカなことはしないと思えば、いじめを全く気にしなくなる子もたまにいます。
小学校とは別の場所があること。
これが、もしいじめられた時の心の逃げ道となるのです。
自分の逃げ道を探すことは、
大人になっても役立ちます。
また、中学受験をする子を持つ親からしては、いじめの前と後では、
子供の精神が大人になった、強くなったという声もあります。
見返すのも、ありです。
現在は少ないかもしれませんが、
学校で子供がひどいめにあって帰宅すると「見返してやれ」と言うケースがあります。
あとで見返せる。
嫌なことをしてくる子、嫌なことを言ってくる子に対して、
「いつかは見返すんだ。今はあっちの方が立場が上だけど、将来出世すればできる」
と言うのです。
昔は学歴が重要視されていましたから、
勉強や仕事をすることで、昔とは立場が変わることがありえることを、よく教えられたのです。
最近は、違います。
とはいえ最近は違います。
たとえ勉強ができても、それが全てではないという意見の方が、
主流のように思えます。
確かにそれは事実ですが、
勉強で立場を逆転することができると、もっと言ってもいいのではないのでしょうか。
いじめられたら「いつか見返してやれ」と言って、
勝てる可能性を持たせてあげてもいいとおもうのです。
体罰なども、同じです。
また、少し話は変わりますが、体罰についても、同じように、
勉強が良い対策になると思えるのです。
教師に逆らえないですよね。
子供や親は、内申点や推薦となると、
教師には逆らえませんよね。
あまり反発せず、言う通りにしておく方が、先生からの評価も高いでしょう。
部活でときたま、体罰問題がワイドショーに取り上げられますが、
それらは、
- スポーツ推薦がもらえない。
- 部活をやめると内申点が下がる。
など、教師に逆らえないから発生しているものもあると思うのです。
しかし、私立では、内申点がないところが多いです。
こんな心配をせず、勉強の点数のみで判定してくれる学校はいかがでしょう?
自分の力で合格させる。
先生に媚びを売らず、進学も推薦を使わないで
自分の力でのし上がる方が、向いている子も多いと思うのです。
今日は「子供のやる気をあげる3つの言葉」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月6日
参考・引用
『子どもの一生を決める失敗しない中学受験入門』,和田秀樹,2014