こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
早寝早起きを心がけているけど、
どうしても子供の生活リズムが不規則になってしまう…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- どうしても生活が不規則になってしまう子は、どうすればいいか。
を話します。
是非ご覧ください。
できることからやりましょう。
どうしても生活リズムが乱れてしまう方は、
どうすればいいでしょうか?
無理が生じかねません。
中学受験の勉強は、
そもそもめちゃくちゃボリュームがあります。
それをこなすには、大量の時間が必要です。
そしてその上、生活習慣をきっちり整える、
例えば、夜は10時に寝て、6時に毎日起きる、
そんなルールを決めてしまっても、
子供に無理が出てきてしまうことが多いです。
できることをやりましょう。
生活習慣については、「できないこと」を無理にこなそうと目標を立てるよりも、
「頑張らなくてもできること」をしっかりこなすことが大事です。
立てているルールは厳しすぎるのものではなく、
守れる範囲のルールがおすすめ。
ルール、目標を見直しましょう。
そして、生活習慣として立てているルールを、
一度見直してみることもおすすめです。
そして決めたとしても、
そのルールを守れない時があるかもしれません。
そんな時は当然あります。受験生には色々なトラブルがつきもの。
たとえ守れなくても、臨機応変に対応し、許すべき場面も出てきます。
一緒に決めましょう。
生活リズムのルールを決める時は、
子供と一緒に考えましょう。
- 「何時なら起きれそう?」
- 「11時就寝でいけそう?」
などなど、
子供の思いをしっかり聞くことが大事です。
自分で決めた事なら、自分で守ろうと強く思えます。
できることのみです。
親はついつい「きつめの目標」を立ててしまいますが、
ここは「できること」のみを目標とするべきです。
きつめな目標を頑張るよりも、
簡単な目標をクリアすることで、自信になると思います。
守れなかったら…?
また、決めたルールを守れない日、もちろんあると思います。
そんな時には、ただただ叱るのではなく、
- 「どうすれば守れると思う?」
- 「ルール、きつすぎる?」
など、どうしたらもっと良くなるか、
話し合うのがおすすめです。
守れたら、ほめましょう。
また、そして、決めたルールを守れたときには
子供をしっかり褒めてあげるのを、忘れないようにしましょうね。
親も気を付けましょう。
そして、ルールを決めたら、
親も生活習慣を気を付けましょう。子供のモデルになるのです。
子供は真似します。
子どもは、親をマネします。
「もう夜だから寝なさい」と言ったとしても、
リビングで家族がガヤガヤうるさく起きていたら、
子供も親のいうことを聞きたくないです。
たとえまだ親が寝なくても、
静かにするなど、子供が寝やすい雰囲気を作ってあげることがおすすめです。
生活は親が握っています。
正直、生活習慣は、学校、塾ではなく、
親が主導権を握っています。
なので、親に難しいルールを守るよう、とやかく言われても
子供は、ストレスがたまっていくばかりなのです。
ルールは緩く、たまのミスも許していくほうが、
幸せな受験生活を送れます。
今日は「生活リズム」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月28日
参考・引用
『最強の中学受験』,安浪京子,2018