こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、社会で特に公民が苦手で困っている…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 公民が苦手な子の克服法
を話します。
是非ご覧ください。
社会の一員の実感がないから苦手です。
子供の中には、公民が苦手な子は多くいます。
普通に社会が嫌いな人の他にも、元々社会が好きな人でも、
歴史や地理だけが得意で、どうしても公民だけできないというケースも多いです。
公民が嫌いな理由。
子供達が公民が嫌いな理由は、ほとんど同じものです。
それは
「子供自身が、社会の一員としての実感がほぼゼロ」
だからです。
子供の世界は小さいです。
大人と比べて、
子供の生活している世界はとても小さいです。
例えば公園。
近くで遊んでいる公園は誰がどうすくったのか、おそらく子供達は誰も分かっていません。
元々あるものだし、山とか川と同じ存在なのです。
他にも例えば、「保険証」
病院に行ったときに、保険証があると安く、ないと高くなる。
このくらいしか分かっていません。
- 「この公園はどうやってつくられたの?」
- 「保険証ってなんであるの?」
など、もし子供が聞いてきたとしたら、
それはすごいことです。
関係、ありません。
よって、
- 税金
- 憲法
- 社会保障
などなど、子供達には全く関係ない話なのです。興味ゼロ。
よって、公民を学んでいる時、子供は、
異国の言葉を覚えているような感覚になるのです。
実生活から学びましょう。
では、そうすれば、社会に興味を持つことができるでしょうか?
「実生活」から学ぶことがおすすめです。
社会に関わりましょう。
- ボランティアに参加する。
- 親と一緒に投票所に行く。
などなど、
子供を社会と関わるようにしてあげるのがおすすめです。
まだ年は幼いですが、
社会に生活している一人の人間として扱ってあげましょう。
自立をさせましょう。
やはり、親の子どもへの世話のし過ぎは、
社会に興味を持ちにくくなります。
- 近い距離でも送り迎えを絶対する。
- プリント整理まで親がする。
そんな状態だと、
保障や税金など、そういった社会で生きる上で絶対に使ってくる言葉を理解することができないのです。
今日は「公民が苦手な子」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月25日
参考・引用
『はじめての中学受験』,宮本毅,2010