こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が朝型の生活をするのが苦手で、困っている…
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 朝型生活の苦手を克服するおすすめの方法
を話します。
是非ご覧ください。
子供によって良し悪しがあります。
よく朝型の生活で受験を乗り切ろうという意見がありますが、
子供によって早起きの相性の良し悪しがあるのは事実です。
全く無理な子もいます。
早起きが全くできない子に
無理やり朝型を強要したって、大抵意味がありません。
朝、5時に起こして、漢字や計算をさせると、
ただ茫然と空を見つめているまま。
こういうケースだと、早起きは時間の無駄です。
それは、精神的な問題だけでなく、
子供の体の成長の個人差によるものもあります。
入試には、合わせたいです。
とはいえ、入試は朝に行われます。
なので、できれば朝が苦手な子も、
入試1か月前くらいからは、徐々に朝型に変えていきたいですね。
弱い子は、1週間前から。
本当に朝が苦手すぎる子には、
1週間前から朝型にしましょう。
流石に前日と当日だけ早起きをするのが、
体に負担がかかりすぎて、本番で大コケする可能性があります。
一発で受かれば負担も少ないですが
受験は長期戦なので、それに備えることが必要です。
朝型を習慣化するには?
では、朝型の生活を習慣化するには、
どうすればいいでしょうか?
①楽しみをつくりましょう。
1つ目は、朝起きた後に、
楽しみを持たせるのがいいでしょう。
- 朝起きたらチョコなど、好きなモノを食べる。
- 朝起きたら、好きなアニメを見てもいいことにする。
などです。
②楽しい勉強をしましょう。
2つめは、1つ目と似ていますが、
朝起きたら、楽しい勉強をすることです。
単純ですぐ解けて、子供が嫌悪感を感じないものです。
簡単な計算や漢字がおすすめです。
それに慣れてくると、
少なくとも中学受験中は、早起きが習慣化してくれます。
ベストな睡眠時間は?
では次に、
子供にとってのベストな睡眠時間はいったいどれくらいなのでしょうか?
少ない睡眠時間。
これはよく聞くかもしれませんが、
日本人の睡眠時間は、世界に比べて、かなり少ないのです。
小学生にとって、ベスト睡眠時間は9時間。
7、8時間でもOK。でも、それ以下だとあまり健康的によろしくありません。
とはいえ9時間は、スケジュール的に難しいです。
なので7、8時間は寝させてあげてください。
ベストを探しましょう。
7時間以上は必ず寝かせながらもやはり、
子供にとっての睡眠時間のベストを見つけていくことが大事です。
必ずしも「全員9時間がベスト」というわけではないです。
学校の皆は7時間くらいで寝て、全然いけると思っていたけれど、
実は9時間とらないと頭が働かない子だった…!
というケースはよくあります。
他の子に惑わらされずに、
自分の子供のベストを探って行きましょう。
今日は「朝型が苦手な子」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月24日
参考・引用
『最強の中学受験』,安浪京子,2018