こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
勉強しない子供に対して、どうしてもイライラしてしまう。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 子供に対してこみ上げるイライラの対処法
について話します。
是非ご覧ください。
イライラを、受け入れましょう。
イライラしてしまうという方は、
それを何とか抑えようと思う前に、
そのイライラしている自分を
一度受け入れてみるのをおすすめします。
当然の感情です。
そもそも、イライラしてしまうのは、当然の感情です。
子供に愛情があって、何とかいい方向に導こうとしたいから、
子供にイライラしてしまうのです。
そしてそのイライラの裏には、
子供に伝えたい事がありますよね。
「このままだと、子供の未来が危ない」と、
将来を心配しているのに、子供は全然聞く気がないから、イライラが怒るのです。
客観的に見ましょう。
とはいえ、
イライラの相手は、子供です。しかも、受験生なのです。
精神的にぶれやすいのは当たり前です。
ここで一つ、親はイライラをぶつける前に、
自分を客観的に見てみましょう。
気持ちを落ち着かせましょう。
すぐに客観的になって考えようと思っても、
それは中々難しいと思います。
なのでまずは、
今より少しだけ落ち着く方法をとりましょう。
- 子供の目の前から去る。
- 一旦横になってYouTubeを見る。
などです。
自分の考えを整理します。
そして、少し落ち着いてからは、
自分の考えを整理していきます。
- 何に私は怒ってるのか。
- 子供にどうしてほしいのか。
- 逆に今子供は何に悩んでいるのか。
自分の考え、子供への思いを、
整えていきましょう。
子供の気持ちも考えましょう。
自分の気持ちを落ち着かせたら、
子供の気持ちも、考えておきましょう。
メッセージがあります。
- 子供は何を思っているのか。
- 私に対してどう思っているのか。
子供の反抗的な態度にも、
親に対するメッセージがあります。
不安があります。
大抵の子どもは、言わないだけで、不安で一杯です。
本当は親に甘えて、自分の悩みを解決してしまうのです。
だから、子供とあまり上手くいってないと思っても、
安心してください。
その関係は、いつでも修復できます。
理性的に、伝えましょう。
もし、子供に不満を抱えたら、
イライラをぶつけるのみでなく、理性的に伝えてあげましょう。
- 「ここはこうしてほしい」
- 「何に悩んでいるの?」
など、落ち着いた口調で。
もし、言い過ぎたと思ってしまったら、
「ごめん」と早めに謝っておきましょう。
謝ったついでに、何で怒ったのか、どうしてそう思ったのか、
理性的に伝えてあげるのがいいですね。
親としての、理想像。
それぞれ親御さんには「親の理想像」なるものがあると思います。
それを強く持つと、理性的で居続けられるのですが、
その像が邪魔をして、本心を伝えられなくなってしまうことがあります。
たまにはイライラしてしまっても大丈夫。
その理想像通りにならなくてもいいです。
自分のストレスを上手く逃がしつつ、
受験生活を乗り切って行ってください。
今日は「親のイライラ」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月15日
参考・引用
『合否は二の次中学受験』,江藤真規,2011