こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、暗記科目が全然できなくて困っている。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 暗記科目を家に付箋を貼って覚える方法。
について話します。
是非ご覧ください。
付箋を家に貼ります。
暗記科目がどうしても覚えられない方は、
付箋に暗記事項を貼って、それを家に貼るのをおすすめします。
家に、貼ってありますよね。
とはいえ、私も家庭教師として、
ご自宅にお邪魔することがあるので分かるのですが、
家の廊下やトイレ、子供の部屋に、
新聞の切り抜きや、暗記事項が書かれた付箋が多く貼ってあるケースは、多々ありますよね。
この方法、やっている方も多いのです。
案外、できていない。
しかし、私はそれを見るたびに、
「そんな貼り方じゃ覚えられないのではないか」と思ってしまいます。
もっといい方法があるのではないか。と。
付箋を家に貼るやり方でも、
少し方法を変えるだけで、暗記の定着の、度合いが全然違ってきます。
こうすれば、定着します。
では、どうすれば暗記の効率が上がるのでしょうか。
具体的な方法を、話していきます。
大きく書きましょう。
まず、暗記する事項は、
大きく、太く、できれば色のついたペンで書きましょう。
家庭では、細く小さな字で書きこんでいる方が多いです。
それですと子供は中々目に入ってきません。
生活動線上に、貼ります。
そして、その大きく書いた付箋を、
子供の生活の動線上に貼り付けていくのです。
例えば、子供の生活パターンが、
「起床⇒トイレ⇒歯磨き⇒食事」ということなら、
- 子供部屋からトイレまでの廊下の壁、
- トイレのドア
- 洗面所の鏡
- リビングのドア
などなど、
子供が通る場所に付箋を貼っていきます。
雑に貼ってください。
文字、貼る場所の他にも、
貼り方が大事です。
どうか、雑に貼ってください。
もし、整理されたように、
綺麗に並んでいたとしたら、子供はそれを見るなり、
「勉強っぽいな」
と嫌悪感を抱いてしまうケースがあります。
なので、たまたまたそこに貼ってあったかのように、
あえて雑に貼っておくのが、おすすめ方法です。
風呂にもおすすめ。
また、プリントの裏紙に暗記事項をまとめて、
それを風呂の壁に貼りつけておくのも効果的です。
風呂ですと、湿度が高いので、
簡単に壁に貼りつきます。
さらに、お風呂に入っていると、
子供はリラックスしているのです。
こういう時に暗記しておくのは、
部屋で勉強している時よりも、効率が良いと思います。
勉強は机以外でも。
「勉強は机でやるもの」
この発想があるならそれを変えて
「家中、もしくは家の外でも勉強できる」という姿勢が大事です。
今日は「家で覚える暗記科目」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月13日
参考・引用
『はじめての中学受験』,宮本毅,2010