こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
どうしても子供の受験に焦ってしまい、心が安定しない…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- お母さんの心の安定が、子供の安心につながること。
- お母さんの心が安定するための解決法。
について話します。
是非ご覧ください。
母親の心で、子供は変わります。
お母さんの心の具合で、子供の心境も変わってきます。
また、親子のコミュニケーションは、子供の成績に直結します。
成績が良い子のお母さんは…
家庭教師として教えていて思うのが、
成績が良い子のお母さんは、たいてい物腰が柔らかいということ。
たとえ志望校の偏差値にまだ届いていなくても、ピリピリした雰囲気はないのです。
成績が良くない子のお母さんがイライラしているわけではないのですが、
成績が良い子のお母さんには、そういう特徴があると、経験上、感じます。
お母さんの安定が、子供に安心を。
お母さんの心の安定は、
子供の心の安定に、つながります。
なぜか。
子供は最初、志望校とかではなく、
「お母さんに褒められたいから」で勉強を頑張ります。
そして子供のモチベーションが上がるのは、
お母さんに怒られた時ではなく、褒められた時です。
なので、どうしてもお母さんが不機嫌だと、
子供もやる気が上がりにくいのです。
お父さんが、大事です。
上記に述べたように、
子供のモチベーションが安定するのは、お母さんの心の安定が必要。
ではどうすればいいのか。
それはやはり、お母さんの一番身近にいる人
「お父さん」のサポートが大事ということです。
皆、焦りがち…
いかに子供の成績が良く、物腰柔らかなお母さんでも、
小6の秋に入ると、少しずつ焦りが見えてきます。
なぜなら、子供の成績も、毎回いいわけではなく、
模試によって差がちょこちょこ出るからです。
それでやはり、どうしても一喜一憂してしまうのです。
お父さんの出番
ここで大事なのは「お父さん」
焦るお母さんを、
精神的にしっかりフォローしましょう。
よくあるのが…
受検夫婦あるあるなのが、
子供の成績が下がって落ち込んでいるお母さんに対して、
「だから中学受験なんてしなければよかったんだ。お金の無駄だろ」
と言ってしまうこと。
こんなに露骨ではないにせよ、
こういうことを言ってしまう方はいます。
メンタルがきつい時にこういう言葉をかけられるのは
お母さんにとって致命傷ですし、
何より、夫婦仲が悪くなってしまいます。
母子関係は、夫婦関係。
そうつまり、
「母子関係=夫婦関係」
と言えるのです。
夫婦関係がわるくて、お母さんがイライラしていれば、
子供もその不機嫌に影響されて、勉強に支障が出ます。
一方、
夫婦関係がよく、お互いに支え合っている夫婦は、
子供も安心して勉強に取り組めます。
5秒、我慢をしてください。
最後に、ちょっとしたコツです。
もし子供に感情的に起こりそうになった時は、
「5秒」息を止めてください。
心の中で「1、2、3、4、5」
と数えるのです。
そうすると5秒後、怒りは鎮まって、感情的にならずにすむのです。
今日は「お母さんの心の安定」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年8月13日
参考・引用
『中学受験の常識ウソ?ホント?親が勘違いしがちな49のこと』,西村則康,2015