こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、受験生で勉強が忙しいし、
挨拶とか、他人への感謝とか、甘めの教育でいいかな…。
と思っている方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 受験生でも挨拶や感謝はしっかりするべき
という話をしています。
是非ご覧ください。
出来ない子、多いですが…
今日は礼儀についての話です。
今日話す礼儀とは
- 「挨拶」
- 「感謝」
のこと。
この2つ、学校で先生が教えてはくれていると思うのですが、
実際教えている立場からすると、できていない生徒が、非常に多いのです。
教えましょう。
学校の先生がしっかり指導できていないなら
やはりご家庭の教育の方で、指導していく必要があります。
たとえ受検で忙しくても、です。
- おはよう
- こんにちは
- ありがとうございました
基本的な挨拶と感謝の大切さや
早いうちに子供に染み込ませたいです。
子供に自覚を。
こういう当たり前のことが、
しっかりできるということ。
それは、
子供に一人前の人間としての自覚があることを示します。
また、挨拶をすることで、
今、自分が何をしているのかの区切りが分かり、
自分の行動を自覚して、
生活&遊び&勉強の、メリハリがつきます。
親から支えられています。
また、子供は親から支えられていることを知る必要があると思います。
ごはん一つとったとしても、
- 親がスーパーで買って
- 料理して
- その後の片づけをして
という、細かい工程があります。
なので、
- いただきます。
- ごちそうさま。
と言えるのは当たり前。
他にも、
- 洗濯
- 塾の申し込み
- 勉強を教えてあげること
- 精神的なサポート
などなど、あげればきりがありません。
そもそも、子供が暮らせるのは、
親が社会で精いっぱい稼いだお金があるからです。
感謝は挨拶は、受験生だからテキトーに、
ではなく、人として、当たり前の事なのです。
学校から、見てみると…
では、少し観点を変えて、
志望する中学の側から、見てみてください。
入学してほしくない…。
中学からしてみては、
自分の学校に入ってくる生徒が、挨拶や感謝を蔑ろにしている子だったら、嫌じゃないですか?
特に私立の中学には、長年築き上げていた、
独自のカラー・目指している雰囲気があります。
いわばそれが、学校の「ウリ」です。
その目指しているところに、
「挨拶や感謝が雑」という要素は絶対ないですよね。
先生からしても…
また、教える先生からしても、
挨拶や感謝をしっかりしている子の方が、そりゃあ、授業のやる気は上がります。
全員に全力で向き合っていますが、
教師も人間ですので、気持ちの浮き沈みはありますから。
それにより、礼儀がある子、礼儀があるクラスの方が、
質の高い授業を受けることができて、成績も伸びます。
ちゃんとした方が、得なのです。
人生で、大事です。
挨拶や感謝。
それのみではなく、「礼儀」は、中学に入ってからも、社会に出てからも、老いてからも、
死ぬまで一生大事です。
人間、18歳くらいを超えると、中々性格は変わりません。
中学受験より大事なことを、中学受験を通して学んでいきたいですね。
今日は「挨拶と感謝」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年8月10日
参考・引用
『塾では教えてくれない中学受験親の鉄則』,梅津貴陽,2016