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中学受験生とそのきょうだい、両方の面倒を上手く見る方法を話します。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

受験生とそのきょうだい、両方の面倒をバランスよく見れない…

とお困りの方はいませんか?

 

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

 

  • 中学受験生とそのきょうだい、両方の面倒を上手く見る方法

を話します。

是非ご覧ください。

 

かかりきりに注意。

 

受験生ときょうだいについてですが、
基本的には、両親が受験生にかかりきりにならないようにしましょう。

 

役割分担です。

そのためには、
両親の子育ての役割分担が重要です。

 

「国語と算数は父親。理科と社会は母親」
こういう分担ではなく、

「受験生は、父親。他のきょうだいは母親」
と、きっぱりと、分けるのです。

 

そして、きょうだいを担当する方の親は、
受験生当人の勉強には関与せず、健康とメンタルだけを支えましょう。

 

受験生を、守りましょう。

また、たとえば、きょうだいが小さい場合、
土日など、受験生が長い時間自宅で勉強する場合は、
なるべくきょうだいは同じ場所にいないようにしましょう。

 

小さい子は、受験生に遊んでほしくて色々とちょっかいを出します。
勉強中の受験生はそれが気になります。喋り声が漏れるだけでも、神経に触れる時もあるのです。

 

他にも、下のきょうだいをどこかに連れて行くときは、
受験生が「あいつらだけずるい!」と思うような過ごし方(受験生本人がずっと行きたかった場所に行く)
はやめておきましょう。

 

きょうだいも、気にかけましょう。

また、きょうだい(特に小さい子の場合だと)だって、受験生が最優先になって、
寂しい思いをすることがあります。

そんな時は、「あの子も受験で戦ってるから、我慢してね?」
という言葉ではなく、

受験生が塾などで家にいない時に、甘やかしてあげるのがおすすめです。

 

きょうだいで、喧嘩する場合は?

 

また、受験期の子供がいる中、
きょうだいで喧嘩が起こることがあります。

 

何もかもが嫌に…。

よくあるのが、受験生がストレス溜まりすぎて、
きょうだいにきつく当たること。

ここで、親が「何するの?!」と強く出ると、
もう何もかもが嫌になり、家族に味方がいない状況になります。

 

しずめるのでは、ありません。

こんな場合、受験生の怒りを鎮めるのではなく、
受験生の本来の優しさを呼び起こす方法を取りましょう。

 

いつも下のきょうだいに
「○○(受験生)も大変だから、一緒に応援しよう?」と働きかけます。

また、受験生への応援のメッセージカードや、好きなお菓子のちょっとしたプレゼントなど、
細かいサポートをするのもおすすめ。

 

それでも受験生のイライラが改善しない場合は、
きょうだいが接する時間を、入試終了まで、減らしましょう。

 

中学に入ったら、仲は自然に戻ります。

 

今日は「きょうだいと受験生の子育て」について話しました。

是非参考にしてください。

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年7月22日

 

参考・引用

『中学受験6年生の親がすべきこと』,安浪京子,2018