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【中学受験】うちの子、塾に入っても、受験する気がゼロ。大丈夫…?【4年生】

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

うちの子を、4年生になって入塾させてみたものの、受験する気がゼロで、不安…

とお困りの方はいませんか?

そこで今日は、中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

  • 4年生になっても受験する気ゼロの子がやるべきこと。

について話します。

是非ご覧ください。

仕方がない面が、多いです。

小学4年の夏になり、
受験勉強が始まって数カ月たちました。

通塾にも、そこそこ慣れてきたところです。

とはいえ、
子供の受験に対する自覚はゼロ。

宿題をやってはいるものの、
ゲームやテレビは普通にしている。。

この時期に親御さんから
「こんな調子で大丈夫でしょうか?」
とよく相談を受けます。

でもそれは、
ある意味で仕方がないことです。

未来をまだ、見れません。

子供は大人とは違い、
数年後の未来を見通すことができません。

子供にとっての3年と大人にとっての3年はかなり違いますよね。

子供は半年後の未来すらイメージできません。

なので、
「受験が3年後にあるから、もっと自覚を持ちなさい」
と言っても、効果なしです。。

中には、早い段階で、「○○中に受かりたい」と言う子もいるかもしれません。
しかしそれは明確な目標ではなく、ぼんやりとした願望であることが多いです。

学習習慣を、つけましょう。

とはいえ、
この時期をただダラダラ過ごすことを認めているわけではありません。

この時期に大切なのは、
ガッツリ勉強をするのではなく、正しい学習習慣をつけることです。

4年生の内は、
通塾は週に2、3日です。

その授業がある日は、
振り返るための復習が不可欠です。

それが基礎学力にまず、つながります。

受験には、「学習サイクル」があります。

まず、週の目標を立てて塾に行き、
家で復習し、宿題をして、テストで結果を出す。
このサイクル。

これに則っていれば、
学習習慣がつきますし、学力もつきます。

先周より今週の方が、
少しでも知識が増えて、理解が深まっている状態を目指しましょう。

親の自覚も求められる

また、
「うちの子、やる気があるのかしら…….」と、
わが子に不安を抱く一方、

「あまり深く考えずに塾に入れたけど、
このまま本当に受験させていいのかな…」

と、親自身がモヤモヤしてしまうのもこの時期です。

ほとんどが、受験する状態に。

特に日能研。ここは比較的、4年生時の塾代が安いので
中学受験をするかはまだ決めてないけど、とりあえず、学童の代わりに入れる。
そんな家庭も多いです。

しかし、一旦入れると、
ほとんどの方が、受験をすることになります。

そして6年生。
ここで勉強がかなりきつくなり、なんとなくで受験を始めた家庭は、

親子で疲
労困憊してしまうのです(同時に、塾代も一気に跳ね上がります)。

雰囲気が原因です。

では、なぜそんな状況になったのでしょうか。

大手塾が持つ雰囲気が、その原因です。

4年生のうちは自分がいずれ受験生になる自覚などこれっぽっちもない子でも、
学年が上がっていくうちに周りの雰囲気に染まっていき、
受験生であることをだんだん意識するようになります。

それはつまり、
リタイアしにくくなるということでもあります。

親も覚悟が必要です。

なので、大手塾に入るという時は、
親が受験を戦う覚悟を持つことが大事です。

覚悟を持ったら、
親は子供を信じて、しっかりとサポートしてあげましょう。

上記のように、
子供は3年後の「合否」を意識して生活することはできません。

とはいえ、目先の目標に向けては頑張れます。

小テストや組み分けテストなど、
目の前の目標に少しずつ進んでいけば、その積み重ねで、受験に成功できます。

是非参考にしてください!

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年6月23日

参考・引用

西村則康『中学受験偏差値20アップを目指す逆転合格術』2017