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【中学受験】集中力がつかない子は、短い間隔の勉強がおすすめ。【もしつけるには、我慢する経験をさせましょう】

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こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、

「うちの子、集中力ないな…」

と言う方はいませんか?

今日はそんな方へ向けて、中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、中学受験の集中力について、話します。

短い間隔で取り組ませましょう。

「うちの子は集中力がないんです。
どうしたら集中できるようになるのでしょうか」

という相談は多いです。

しかし、
集中力がない、
というわけではないケースが多いと思います。

興味の世界が広がったのです。

子どもは成長していくにしたがって、
周囲に関心をもつようになります。

ひとつのことをやりだしても、
すぐに飽きて別のことを始めます。

傍から見ると集中力がなくなったように見えますが、
そうではなく、興味の世界が広がったために
集中する間隔が短くなったのです。

短く区切って学習しましょう。

ですから、
特に、低学年での学習では、
ひとつのことを長時間取りくませるのではなく、
短く区切って取りくませたほうが効果的なのです。

たとえば家庭で宿題をやる場合も、
漢字を10分練習したあとに計算を10分練習するなど、
やることを細かく分けたほうが飽きずに集中してできるので、
結果的には学習効率が上がります。

粘り強い方がいい。

とはいえ、
親としては、
長い時間集中して、
粘り強く取りくんでほしいという思いもあります。

そりゃあ、そっちの方が良いです。

はい。もちろん、そっちの方が良いです。


先日、ある受験のプロ講師の方と雑談していたとき、
「中学受験の御三家、大学の国立・私立の最難関であれ、 医学部であれ、
受験にはずば抜けた才能は必要ない。最終的には勤勉さと粘り強さだね」

ということで一致しました。

実際、
私がこれまで教えてきた生徒にもいろいろなタイプの子がいましたが、
泥臭いことを嫌がらない勤勉さ、粘り強さがある子は、
そのポテンシャルを超えて第一志望校
に合格し、

その後も大学受験で東大をはじめとした
最難関大学に合格していることが多
いように感じます。

我慢する経験が粘り強さに。

では、
粘り強い子に育てるにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、
「我慢する経験、思いどおりにならない経験をどれだけしてきたか」
に尽きると思います。

負荷のかかる経験が大事。

などなど、
こうしたいわゆる、
負荷のかかる環境のなかで
それを乗りこえてきた子どもは、
簡単にはあきらめない、つまり粘り強い子になるのです。

励ますことも大事。

もちろん、その過程で、
子供が厳しい環境に置かれることもあるでしょう。

そんな時は、

「あなたなら乗りこえられる。絶対大丈夫!」、
そう励ましてほしいと思います。

が自分を信じてくれるからこそ、
子どもは自分自身を信じられるのです。
厳しい課題にもチャレンジできるのです。

「嫌なことから逃げる」のではなく、
乗りこえられるようにサポートしてあげてください。

諦めない力は、最強。

たとえ自分の思いどおりにいかなくても、
またその結果何度か失敗しても、
あきらめ
ずに続けていく力こそ、
どの世界でも通じる最強の生きる力なのです。

結論です。

集中力がない子は、短い間隔で勉強がおすすめ。
でも、我慢する経験があると、集中力も粘り強さもアップ!

今日の記事は終わりです。

お知らせです。

記事公開日 2019年11月17日
最終更新日 2020年2月26日

参考図書
松島伸浩『中学受験 親の関わり方大全』2017