こんにちは。
中学受験をされるお子様の保護者の方で
同じ塾に通っているのに、なぜあの子は伸びて、うちの子は止まったままなのか…
という方はいませんか?
やらせている量は、そんなに変わらないはずでしょう。
塾も、教材も、机に向かっている時間も、だいたい同じ。
それなのに、半年後の位置がまるで違う。
今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、
・面談1500件で見えてきた「伸びる家庭」の共通点
・成績が伸びない4つの原因と、その裏返し
・今日から家庭で変えられること
についてお話しします。
ぜひ、最後までご覧ください。
面談1500件で見えたこと|伸びる家庭は才能の話をしない
この仕事も19年になりました。保護者の方との面談は1500件以上。
数字だけ書くと、ただの経歴に見えますよね。
でも私にとっては、同じ質問を1500回浴び続けた記録でもあります。
面談の冒頭で保護者の方が話し始めることは、だいたい二つに分かれます。
ひとつは、お子さんの性格の話。
「集中力がない」「飽きっぽい」「要領が悪い」。
もうひとつは、お子さんの行動の話。
「宿題のどこで手が止まっているか」「テストの直しをやっているか」「テスト前の3日間を何に使ったか」。
面談のあとで成績が動いたご家庭は、圧倒的に後者から話し始めていました。
性格の話をしない、という意味ではありません。順番が違うんです。
行動を先に見て、そのあとで性格に触れる。
伸び悩んでいるご家庭は、この順番が逆でした。性格を先に決めてしまう。
「うちの子は要領が悪いから」で結論が出てしまうと、そこから先の打ち手が消えます。
性格は、こちらの都合では変わりません。
でも行動は、明日から変えられる。
伸びる家庭は、変えられるほうを見ている。それだけの違いでした。
成績が伸びない4つの原因|伸び悩む家庭で必ず起きていること
1500件の面談記録を並べ直すと、成績が伸びない理由は4つに収まりました。
- 原因が見えていない
- 改善の方法がわからない
- 方法が見えても家庭だけでは実行が難しい
- 本人のやる気が続かない
この4つ、どれも「頑張りが足りない」の反対側にあります。
たとえば①。
模試の偏差値が45だったとして、そこから分かるのは「全体の中でどのあたりにいるか」だけ。
どの単元で、どの手順で間違えたのかは、偏差値のどこにも書いてありません。
原因が見えないまま次の週が始まるので、また同じところで転ぶ。
②も似ています。原因が分かっても、どこまで戻ってどの順番でやり直すかは、また別の判断でしょう。
③は、いちばん見落とされている原因です。
授業は週に1回か2回。残りの5日か6日は、家庭の時間になります。
その6日を誰が管理するのか。ここが決まっていないご家庭が、本当に多い。
④は、①から③の結果として起きます。
やっても分からない日が続けば、やる気から先に削れていく。順番として当然ですよね。
一般的には「勉強しないのはやる気がないから」と片づけられがち。
ですが、Edenでは「勉強しない=やる気がない」と決めつけません。①から③を直せば、やる気はあとから戻ってきます。
伸びる家庭の共通点|4つの原因を裏返すと何が見えるか
ここからが本題です。
伸びる家庭は、この4つを裏返しているだけでした。特別なことは何もしていません。
共通点①|つまずいた場所を単元の名前で言える
面談で「算数ができません」と言われたら、私は必ず聞き返します。
「どの単元ですか」と。
ここで「速さの、旅人算の、出会いの部分です」と返ってくるご家庭は、まず伸びます。
原因の場所が特定できているからです。
反対に「全部です」と返ってくると、打ち手が作れません。
全部やり直す時間は、6年生には残っていませんから。
成績を上げる作業は、範囲を狭める作業でもあるんです。
共通点②|やらないことを先に決めている
伸びる家庭は、やることより先に、やらないことを決めています。
「今週は理科の計算は捨てる」「この問題集の応用問題には手を出さない」。
こう決められると、残った分に時間が集まります。
伸び悩む家庭は逆で、苦手を全部やろうとする。
塾の宿題も、模試の直しも、市販の問題集も、全部。
結果として、どれも中途半端で終わって、何も身につかないまま次の週になります。
捨てる判断は、親御さんお一人では怖いと思います。ここは私たちの仕事ですね。
共通点③|毎日の管理を家庭の外に出している
授業のない6日間を、誰が管理するか。
伸びる家庭は、この管理を家庭の中だけで抱えていません。
親子でやると、必ず感情が入ります。
「まだやってないの」から始まって、最後は喧嘩になる。
これはご家庭が悪いのではなく、親子という関係の構造の問題です。
一般的には「親がもっとしっかり見てあげてください」と言われますが、Edenでは逆に、毎日の学習管理をLINEで当会が引き受ける形。24時間いつでもLINEで質問・相談を送れる形にしているのも、そのためでした。
第三者が管理に入ると、親御さんは応援する側に戻れます。
共通点④|結果ではなく変化を言葉にしている
最後がこれ。
伸びる家庭の親御さんは、点数より前に、変化のほうを口にします。
「先週は5分で閉じてたのに、今日は20分開いてたね」
これだけで子どもの顔が変わる場面を、私は何度も見てきました。
褒めているのではありません。見ていたことを伝えているだけ。
子どもは、そこを敏感に嗅ぎ分けます。
当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただきました。
入会後は子供の勉強は先生にお任せし、私は直希先生の言葉で意識改革が始まりました。今まで何をやっていいかわからない私達でしたが、やるべき事が明確になり息子も自ら勉強するように。
お子さんが「どこで」止まっているか、一緒に特定してみませんか
直近の模試とノートの様子を伺えば、つまずいている単元はかなり絞り込めます。EdenのLINEから、いまの状況をお聞かせください。
伸びる家庭に足りていたもの|熱意ではなく順番と役割分担
ここまで読んで、拍子抜けされた方もいるかもしれません。
特別な教材も、特殊な勉強法も出てきませんでしたよね。
私が1500件の面談でたどり着いた結論は、身も蓋もないものでした。
伸びる家庭と伸び悩む家庭を分けているのは、熱意ではなく順番と役割分担です。
熱意でいえば、伸び悩んでいるご家庭のほうが強いことすらあります。
朝5時に起こして、夜11時まで付き添って、休日は模試の直しに丸一日。
それでも動かない。
動かない理由は、原因の特定を飛ばして量を足しているから。
もうひとつは、役割が全部お母さんに乗っているからですね。
順番を直して、役割を分ける。
やることはこの二つで、どちらも今日から手をつけられます。
中学受験の指導と合格者の声を動画で公開
文章だけでは伝わりにくいところもあるでしょう。
当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。
どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。
日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。
中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制
当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。
- 講師は採用後も研修を重ねています
- 代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理
- LINEによる毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポート体制
- 全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施、保護者向けグループコンサルを定期開催
- 合格までの道筋をまとめたオーダーメイドのマインドマップ
- 過去のライブアーカイブは200本以上
Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。
この記事に書いた4つの共通点を、家庭の中だけで完成させる必要はありません。
代表と専任講師のダブル体制で、管理の部分を引き受けます。
「うちは4つのうち、どれが抜けていますか」
この質問に、お子さんの状況を伺ったうえでお答えします。いまの学年、通っている塾、直近の模試の様子をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。
EdenのLINEはこちらです。
著者プロフィール
居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー
私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。
- 指導歴19年
- 保護者との面談実績1500件以上
- Googleレビュー130件以上(平均4.7)
- 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
- 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする

