こんにちは。
中学受験をされるお子様の保護者の方で
塾も変えた、家庭教師もつけた、それでも成績が動かない…
という方はいませんか?
親としてできることは全部やってきたつもり。
なのに模試の判定は変わらず、このまま同じことを繰り返すのがいちばん怖い。
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、
・中学受験の失敗は不合格のことだけを指すのではない、という話
・塾選び・転塾・家庭教師・塾なし、それぞれで起きる失敗の型
・失敗したその後に、次の一手をどう決めるか
についてお話しします。
ぜひ、最後までご覧ください。
中学受験の失敗は不合格だけを指すのではない
まず、いちばん先にお伝えしたいこと。
中学受験の失敗と聞くと、多くの方が2月の不合格を思い浮かべます。
けれど私が19年間見てきた現場では、失敗はもっと手前で決まっていることがほとんどでした。
保護者の方との面談は1500件以上。
その中で、不合格になったご家庭のほとんどが、共通の言葉を口にされます。
「あのとき、手を打ったつもりだったんです」と。
つまり、何もしなかったから失敗したのではないんですね。
手は打っている。打った手が的を外している。
だとすれば、見るべきは「うちの子が悪いのか」ではありません。
どの手が、なぜ外れたのか。そこだけです。
中学受験が失敗する4つの原因
面談を重ねる中で、成績が伸びない原因はだいたい次の4つに収まる、ということが見えてきました。
- 原因が見えていない
- 改善の方法がわからない
- 方法が見えても、家庭だけでは実行が難しい
- 本人のやる気が続かない
見ていただきたいのは、この4つのどれもが「頑張りが足りない」の反対側にある、という点。
やる気がないから失敗するのではありません。
何をどうやればいいのか分からないまま時間が過ぎるから、結果が出ないのです。
ここから先は、この4つが手の打ち方ごとにどう表れるかを見ていきます。
中学受験の塾選びの失敗|レベルと本人の実力が離れている
塾を選ぶとき、多くのご家庭が合格実績で選びます。
ところが実績の数字は、その塾の上位クラスが作っているものであることが少なくありません。
その塾に入っても、上位クラスに入れなければ、実績を作った授業とは別の授業を受けることになります。
さらに、集団授業には進めなければならないカリキュラムがあります。
講師はそれに沿って進む。
その結果、根本原理の説明が薄いまま、問題演習だけが先へ進んでいきます。
授業の場では「わかったつもり」になりますよね。
ところが家で一人になると、ほとんど解けない。
私が見ている生徒さんの中にも、塾で出される課題の多くが難しすぎて、こなしきれていない場合が多くあるんです。
この状態が半年続くと、やっているのに伸びない、という体験だけが積み上がります。
塾選びの失敗とは、塾の質の問題ではありません。
お子さんの現在地と、塾が想定している生徒像が離れていることなんです。
いまの塾がお子さんに合っているか、一度確かめてみませんか
どの単元でつまずいているのか、いまの課題量は適切か。家庭の中だけで判断するのは難しいところですよね。EdenのLINEから、お子さんの状況をお聞かせください。
中学受験の転塾の失敗|変えたのが環境だけになっている
次に多いのが、転塾の失敗です。
成果が出ないので、塾を変える。判断としては、間違っていません。
では、なぜ転塾しても変わらないご家庭があるのか。
変えたのが環境だけで、学習の中身を変えていないからです。
新しい塾でも、また同じようにカリキュラムに追われる。
また同じように課題が難しすぎる。
また同じように、授業のない6日間が空白のまま。
転塾がうまくいくご家庭には、共通点があります。
移る前に、戻る学年を決めていることです。
中学受験で問われる内容には、4年生・5年生で習った範囲が多く含まれます。
6年生であっても、4年生の教材に戻ることを私はよくお勧めしています。
戻ることは、後退ではないんです。
転塾のタイミングは、この「戻る判断」をセットにできたときが正解でしょう。
当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。
このタイミングでの転塾はかなり勇気の要る決断でしたが、息子と主人と三人で話し合い決めました。(中略)自宅学習の内容も的を絞って息子に必要な学習しかしないのと、過去問を解く時間にかなりの時間を割くため結果良かったと思います。
中学受験の家庭教師選びの失敗|授業の日しか見ていない
ここは、当会も家庭教師である以上、逃げずに書きます。
家庭教師をつけたのに成果が出なかった、というご相談は本当に多くいただきます。
原因は、だいたい3つに分かれるんです。
授業のない6日間を誰も管理していない
週1回や週2回の授業だけを見ている形。これがいちばん多い失敗です。
塾でも家庭教師でも、授業のない日のほうが圧倒的に多いですよね。
その6日間をどう埋めるか。
そこが決まっていなければ、週1回の授業は「わかったつもり」を増やすだけで終わります。
人は、自分で決めた締切は守れなくても、他人と約束した締切は守ります。
家庭の中に「毎日の約束の相手」がいない状態が、いちばん動かないわけです。
講師の質にばらつきがある
家庭教師は、担当する一人の力量に結果が大きく左右されます。
だからこそ、採用の段階でどれだけ絞っているか。
採用後に研修があるか。
代表が全体を把握しているか。
Edenでは、講師の採用後も研修を重ねています。
代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理しています。
LINEでの質問・相談は、24時間いつでも送っていただけます。
私と専任講師のダブル体制で見ているのは、この当たり外れをなくすためなんです。
志望校から逆算していない
家庭教師をつけても、塾の宿題を一緒に解くだけになっているケース。
これでは、塾の失敗をそのまま引き継いでいるだけです。
一般的には「まず模試の偏差値を上げてから」と言われるもの。ですが、Edenで見るのは志望校の過去問です。
実際の入試で問われるのは、その学校が出す問題だけ。
学校ごとに出題の癖は違いますし、合格に必要な得点も違います。
だとすれば、模試の順位よりも、その学校の問題のどれを取ってどれを捨てるかのほうが、合否には直接つながるでしょう。
家庭教師を選ぶときは、この逆算を誰がやるのかを、契約前に必ず聞いてください。
家庭教師をつけたのに変わらなかった|その理由を一緒に見ていきませんか
授業のない6日間が空白のままなら、何を足しても結果は変わりません。いまの学年、通っている塾、直近の模試の様子をお聞かせください。
塾なし中学受験の失敗|判断する人がいない
塾に通わせず、家庭だけで受験に向かうご家庭もあります。
これ自体は、悪い選択ではありません。
ただ、失敗する場合の型ははっきりしています。
判断する人がいないことです。
必要な判断は、想像以上に多いんですよね。
- いまの単元を先に進めるか、戻るか
- どの教材を使い、どれを捨てるか
- 志望校の出題傾向に対して、いま何が足りないか
- 過去問をいつから始めるか
これを保護者が全部背負うことになります。
そこにもうひとつ、毎日の管理役が加わります。
親が管理者を兼ねると、家の空気が変わります。
親子喧嘩の多くは、ここから起きているんです。
塾なしで進めるなら、判断役と管理役のどちらかを外に出してください。
中学受験の失敗のその後|次の一手を間違えないために
ここまで見てきた4つの型は、原因を特定しないまま手段を変えているという点で同じなんですね。
塾が合わないから転塾する。
転塾でも変わらないから家庭教師をつける。
家庭教師でも変わらないから塾なしにする。
手段は変わっていますが、原因の特定は一度も行われていません。
一般的には「足りないから足す」という発想で、講座や教材を増やす方向の助言が返ってきがちです。
ですが、Edenでは先に引き算。素材を絞ってから、残したものを確実に身につけてもらいます。
では、次の一手をどう決めるか。
- いまお子さんが、どの学年のどの単元でつまずいているかを特定する
- 志望校の過去問から、取る問題と捨てる問題を決める
- 授業のない6日間の中身を、毎日単位で決める
- その管理を、家庭以外の誰かが引き受ける
この4つが揃っていれば、手段が塾でも家庭教師でも構いません。
逆に、この4つのどれかが欠けているなら、手段をいくら変えても結果は同じでしょう。
中学受験の失敗から逆転した事例|偏差値30台から芝国際に合格
以前、こんな生徒がいました。
入会前の偏差値は30台。
塾から出された課題を真面目にこなして、一生懸命勉強していたのに、成績が上がらない状態が続いていました。
勉強していないから伸びないわけではなく、塾の指示どおりに努力しているのに数字が動かない。まさに、打った手が的を外れている状態でした。
Edenで最初にやったのは、それまでの塾の課題を一度手放すこと。
「たくさんやる」ことより、本人が楽しく継続できて、合格につながる勉強に絞りました。
夏期講習や追加の強化講座は増やさず、ライブ授業などを活用しています。
結果、偏差値30台から約10か月で、首都圏模試偏差値60・四谷大塚偏差値55前後の水準へ成長。
芝国際中学校に合格しています。
やったのは、増やすことではなく減らすこと。
失敗が続いているご家庭ほど、やることが増え続けています。
塾の宿題、家庭教師の課題、市販の教材。全部やろうとすると、全部が中途半端になるからです。
いま偏差値が30台・40台でも、行き先がないわけではないんです。
中学受験の失敗という言葉をどう扱うか
最後に、私の考えをお伝えします。
Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。
しかし長期の目標は、別のところに置いています。
「将来、生きていく力を身につけること」です。
もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めること。
なぜこの二段構えにしているのか。
合格したのに、入学後に目的を失ってしまう子を見てきたから。
もうひとつは、不合格だったときに費やした費用と労力の損得勘定を始めてしまい、子どもの頑張りを認められなくなる保護者を見てきたからです。
うまくいかない時期が続くと、この子は何をやってもダメなのではないか、と思えてきますよね。
そんなことは、ないんです。
失敗のまま終わらせるから失敗なのであって、続けている限り、人は成功に近づいていく。私はそう考えています。
いま結果が出ていないのは、能力の問題ではありません。原因の特定と、仕組みの問題。
そこを変えれば、動き出します。
中学受験の指導と合格者の声を動画で公開
言葉だけでは伝わりにくい部分もあるでしょう。
当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。
どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。
日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。
中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制
最後に、当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。
- 講師は採用後も研修を重ねています
- 代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理
- LINEによる毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポート体制
- 全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施、保護者向けグループコンサルを定期開催
- 合格までの道筋をまとめたオーダーメイドのマインドマップ
- 過去のライブアーカイブは200本以上
拠点は横浜市。指導はオンラインで全国に対応しています。
Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。
「うちの子は、何が原因で伸びていないのですか」
この質問に、お子さんの状況を伺ったうえでお答えします。いまの学年、これまでに試したこと、直近の模試の様子をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。
EdenのLINEはこちらです。
著者プロフィール
居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー
私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。
- 指導歴19年
- 保護者との面談実績1500件以上
- Googleレビュー130件以上(平均4.7)
- 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
- 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする

